ハードランディング

一年の間に大きさや色まで変化してしまうみたいです。
一年の間に大きさや色まで変化してしまうみたいです。

仕事先で1年前の新米(つまり古米ですね)を捨てるというので、それなら・・・と、もらってきました。いつもと同じように炊いてみたのですが、食べてみてビックリ!!今年の暑さで保管状態が悪かったのでしょう。まったく箸が進まなくなってしまいました。

形もなんだか小さくしぼんでいて、気のせいか色も白っぽくなっている感じです。僕の家ももう新米に移行していたのでちょっと格差が大きすぎました。白米はふりかけを掛ける台だと思っていた僕が、すっかり贅沢になってしまいました。ヤバイです。

徐々に落ちていく分には気がつきません。
徐々に落ちていく分には気がつきません。
だんだん味が落ちていって、そこへ新米がやってくる。おいしいってわかってるからなのか、「やっぱりおいしいね」って言う反応です。
だんだん味が落ちていって、そこへ新米がやってくる。おいしいってわかってるからなのか、「やっぱりおいしいね」って言う反応です。
ところが逆をやるとこういうことになります。新米に慣れた状態で過去に食べていたものを食べる。ただ逆なだけなのにこっちは箸が止まって食べられなくなります。味の差は同じでも、もたらす結果が違ってきます。
ところが逆をやるとこういうことになります。新米に慣れた状態で過去に食べていたものを食べる。ただ逆なだけなのにこっちは箸が止まって食べられなくなります。味の差は同じでも、もたらす結果が違ってきます

どういうわけだか新米を食べる感動と、その新米に慣れてから逆にそれまで食べていた古くなってしまった米を食べるときの反感動(なんと言えば良いのでしょう?)って同じじゃないですね。反感動というかガッカリ度というかそちらの方が大きいような気がします。

よくテレビなどで聞く、ハードランディング。潰れそうな所を、きっぱりとさっさと潰してまうような意味で使われているみたいですが、やっと意味が身にしみてわかりました。いきなり去年の新米(しかもできるだけ保管の条件の悪いもの)を食べろ!!というわけなんですね。これは辛いだろうなあ。

ソフトランディング(軟着陸)という言葉がこの反対に使われています。マイナス側にはだんだんに移行した方がショックは確かに少ないです。本当に。

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