カラスウリ中心の世界

窓から外を見ると朱が目に入りました。カラスウリです。

カラスウリはなんとオスの株とメスの株があるのだそうです。もちろん実を付けるのはメスの株で、しかもイモのような根っこから毎年芽を出すのだそうです。実を漬け物にしたりもするようですが、観賞用なのでしょう。販売もされているようです。種が打ち出の小槌に似ているのでお守りにするだの、何気なく見ていましたがカラスウリにはカラスウリの世界があるようです。

カラスウリの朱色が、夕日を浴びてさらに光っています。
カラスウリの朱色が、夕日を浴びてさらに光っています。
カラスウリってホントに瓜なんですね。かわいい模様がついています。
カラスウリってホントに瓜なんですね。かわいい模様がついています。
カラスウリの変化のようす。
カラスウリの変化のようす。

調べてみると、カラスウリの受粉には「スズメガ」という長い吸い口を持つ蛾の仲間でないとダメなようです。僕の認識では羽根が透明なホバリングのできるハチドリみたいな蛾だったのですが、羽根が透明ではない「スズメガ」もいるようです。ホバリングに適している形なのでしょう。胴体が太く羽根は小さく後退角の大きいジェット戦闘機のような形をしています。

カラスウリの花は夜開き、日の出にはしぼんでしまうそうです。今度は花の写真も撮りたいですね。しかし、キョロキョロすればするほど色々なものが目につくようになってくるものです。
カラスウリの花は夜開き、日の出にはしぼんでしまうそうです。今度は花の写真も撮りたいですね。しかし、キョロキョロすればするほど色々なものが目につくようになってくるものです。

続きを読んでね!の画像

写真と文章で長くなってしまうので畳んでおきます。
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カラスウリの友スズメガの幼虫も近くにいました

さらにキョロキョロしていると、カラスウリの友スズメガの幼虫も近くにいました!たった一匹で来年のカラスウリの受粉にスタンバイしているのでしょうか?半径5Mのカラスウリを中心とした小さな世界です。お互い助け合っているこのような世界がまわりにたくさんあるに違いありません。

巨大なスズメガの幼虫。直径1.5センチ、体長は10センチ近くあります。気持悪いですが、幾何学模様がカッコいいです。スポーツ選手のユニフォームのデザインにいいかも!
巨大なスズメガの幼虫。直径1.5センチ、体長は10センチ近くあります。気持悪いですが、幾何学模様がカッコいいです。スポーツ選手のユニフォームのデザインにいいかも!
いつのまにか秋になってます
暑い暑いと思って目につかなかったのですが、コスモスが咲いていました。しかも満開です。う〜〜ん油断ならない。
暑い暑いと思って目につかなかったのですが、コスモスが咲いていました。しかも満開です。う〜〜ん油断ならない
季節感という意味では、植物のほうが遥かにセンシティブですね。
季節感という意味では、植物のほうが遥かにセンシティブですね。
すばらしい夕日です。明日も天気になりそうです。
すばらしい夕日です。明日も天気になりそうです。
カラスウリ写真を追加します2010/9/20
カラスウリの写真
カラスウリの写真を追加しておきます9/20
カラスウリの写真
なんだかすごく目立ってきました。目が慣れたせいか?9/20
カラスウリのまだ青い実の写真
まだまだ完熟予備軍あります。

カラスウリ写真を追加します2010/9/22

9/20に緑だったものが、もう変色してきました。考えたらゴーヤもキュウリもカボチャも末路はこうだったですね。
9/20に緑だったものが、もう変色してきました。考えたらゴーヤもキュウリもカボチャも末路はこうだったですね。
別のところではすっかり色づいたものを見つけました。
別のところではすっかり色づいたものを見つけました。

カラスウリ写真を追加します2010/10/14

乾いて枯れてきました。
乾いて枯れてきました。
瓜色→オレンジ色→濃い朱色→枯れちゃう・・・という変遷のようです。
瓜色→オレンジ色→濃い朱色→枯れちゃう・・・という変遷のようです。
バラしてみると中身はスッカスカ。種はカボチャの綿のようなものに包まれています。
バラしてみると中身はスッカスカ。種はカボチャの綿のようなものに包まれています。

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島地区の植物の記事へ
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