1978年認定36/75ヤンマーYM1401D「朝1分の農機考古学」

ネットオークションで見つけてきたヤンマーYM1401Dです。1978年、YM1401の同級生にはYM1510やYM2000がありました。4桁末尾が00であったり01であったり10であったりと、なかなか複雑です。
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毎日オークションの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1978年運輸省型式認定75台中36番目の発見(収集)である、ヤンマーのYM1401Dです。ちょうどヤンマーが一瞬緑にして、その不評をカバーするために始めた「赤いトラクター」キャンペーン(と僕が考えている)の頃に重なります。

ネットオークションで見つけてきたヤンマーYM1401Dです。1978年、YM1401の同級生にはYM1510やYM2000がありました。4桁末尾が00であったり01であったり10であったりと、なかなか複雑です。
ネットオークションで見つけてきたヤンマーYM1401Dです。1978年、YM1401の同級生にはYM1510やYM2000がありました。4桁末尾が00であったり01であったり10であったりと、なかなか複雑です。
YM4ケタの生まれがわかるたびに年表に書き込んでいるわけですが、だんだん青ガエルが赤いトラクターに包囲されていっている感じがします。ますます青ガエルの4機種が浮いてきている・・・と言ってもいいかもしれません。また、燃える男キャンペーンの6年の間に多数の赤い新形トラクターが発売されたこともわかります。
妄想年表です。1974年にアメリカ進出に合わせて登場した緑のジョンディアを意識したけどちょっとずれてしまった青ガエル。当時の販売店の方に「全然人気がなかった」と言わしめたモデルの生存期間はたった3年・・・

その後の「燃える男キャンペーン」の6年間で多数の赤い新形トラクターで塗りつぶされ、歴史の彼方に去って行きました。(僕はこの色、嫌いじゃないですけど)
当時のジョンディアを意識した「青ガエル」の代表的なモデル、弥太郎さんのYM2000です。塗装はオリジナルのようで、経年性のつや消しもめちゃくちゃいい感じです。レストアされたミュージアムコンディションも悪くないですが、このような姿を保つことの背景が貴重だと思います。多分、エンジンはヤンマー2気筒ディーゼル1094cc、20馬力/2400rpmの2TR20型だと思います。
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