土に挑むライオン。クボタ耕うん機K700/K700S「昔のカタログ」

クボタ豪快耕うん機K700のカタログ。なんと今風のカラーです。クボタ耕うん機にミドルネーム「豪快」が挟まっているのも引っかかりますが、〈決定版がついに誕生〉したそうですが、『土に挑むライオン』というのはさらにフックします。

今日はトラクター狂さんに送ってもらった、クボタ耕うん機K700/K700S「昔のカタログシリーズ」です。

よく知りもせず、断片的な情報と短い時間で考えをまとめるので、いつもかなり間違っています。

そんななか、このカタログはK700関係に大きな道しるべになりました。(大げさ?)

クボタ豪快耕うん機K700のカタログ。なんと今風のカラーです。クボタ耕うん機にミドルネーム「豪快」が挟まっているのも引っかかりますが、〈決定版がついに誕生〉したそうですが、『土に挑むライオン』というのはさらにフックします。
クボタ豪快耕うん機K700のカタログ。なんと今風のカラーです。クボタ耕うん機にミドルネーム「豪快」が挟まっているのも引っかかりますが、〈決定版がついに誕生〉したそうですが、『土に挑むライオン』というのはさらにフックします。
トラクター狂さんはちゃんとそこをおさえていてくれています。虹とライオンかぁ・・・これは独創的な発明です。
トラクター狂さんはちゃんとそこをおさえていてくれています。虹とライオンかぁ・・・これは独創的な発明です。

風に立つライオンかと思った・・・

これをみて真っ先に思い出したのは、ほぼライオンしか合致していませんが、さだまさしの楽曲「風に立つライオン」。これ、Wikipediaによると1987年だそうです

〜に〜するライオンってだけで、そんなに近くないんですが、もしかしたらその辺りからヒントを得たのかと思いました。しかし・・・

K700に乗っているエンジンはER65-2型ディーゼル6.5馬力2200rpm。(700Sは灯油エンジン仕様のことを言うのでしょうか?)ER65の初期型は1966(昭和41)年発売ですから、(ER65/ER65-1/ER65-2とモデルチェンジしたのだと思います)発動機がいくら息が長いといっても1966年から20年以上も現役ということはないでしょう。
K700に乗っているエンジンはER65-2型ディーゼル6.5馬力2200rpm。(700Sは灯油エンジン仕様のことを言うのでしょうか?)ER65の初期型は1966(昭和41)年発売ですから、(ER65/ER65-1/ER65-2とモデルチェンジしたのだと思います)発動機がいくら息が長いといっても1966年から20年以上も現役ということはないでしょう。こちらがオリジナルということになります。(もしくは全く関係ないか)

土に挑むライオンは何年生まれなのか?

カタログの巻末には N0.314 ② 44.11.100 とあります。こじつけっぽいですが、44年11月と取ることも可能です。もしそうであれば1969年ということになります。ホントかなぁ。
カタログの巻末には
N0.314 ② 44.11.100
とあります。こじつけっぽいですが、44年11月と取ることも可能です。もしそうであれば1969年ということになります。ホントかなぁ。ただ、ER65ディーゼルの誕生が1966年。このK700に改良型のER65-1が載っていることにはそんなに矛盾がありません。

ということで、語感はすごく似ていますが、ほぼ「風に立つライオン」と無関係ということがわかります。

そうなると、何もないところから出てきた「土に挑むライオン」というのがものすごく際立ってしまいます。一体どこからライオンが?

まさに王者ライオン!力強くたくましく・・・すべてがハイメカニズムです。

ライオンである理由。それは・・・ ●素早い変わり身! ●強靭な足まわり ●敢然と挑む!
ライオンである理由。それは・・・
●素早い変わり身!
●強靭な足まわり
●敢然と挑む!

●素早い変わり身!

走行スピードは、レバー一本で簡単にチェンジ。だから素早い変わり身。

●強靭な足まわり

クボタだけが大径タイヤ6-12を標準装備。だから強靭な足まわり。

●敢然と挑む!

この秘密はクボタだけの爪変速機構(カセット式)。だから敢然と挑む!(これ、なんか苦しいなぁ。)

ライオンである理由。それは・・・ ●豪快に耕す!
ライオンである理由。それは・・・
●豪快に耕す!

●豪快に耕す!

継足し爪軸をつければ最大耕うん幅は75cm。だから豪快に耕す。

ライオンである理由。それは・・・ ●悠々とした仕事ぶり!
ライオンである理由。それは・・・
●悠々とした仕事ぶり!

●悠々とした仕事ぶり!

本体とエンジンの重量配分は絶妙。抜群の直進性で手放し運転の離れワザができる威力。だから悠々とした仕事ぶり!

手放し運転をカタログで謳ってるの、今だったらアウトですね!

いろいろ読んでもライオンなのには今ひとつピンと来ません。きっと、クボタの耕うん機は百獣の王ならぬ百耕(うん機)の王と言いたいのでしょう。

!時間がなくなってきちゃいました。コアな内容になってしまうかもしれませんが、明日に続きます。

 

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