シンプルにスピードをアピール!(と言っても24キロ)クボタL1-325DS「昔のカタログ」

今日はトラクター狂さんに送ってもらった、クボタトラクターL1-325DS(大型特殊)「昔のカタログ」です。

kubota tractor new L1-5series catalog
背景が流れ、タイヤが回転している・・・「速い」ということを強調するために、動きのある絵になっています。クルマのカタログ写真で良く使われる、クルマにカメラを固定して、クルマを「せーの」で押して超スローシャッターを切る・・・そんなタイプの手法が使われているのでしょう。
kubota tractor new L1-5series catalog
高速走行24km/hを実現!移動時間が大幅に短縮。と書いてあります。1ページの半分にこれだけ・・・相当強調したいのは間違いありません。

それまでのトラクターのほとんどは、小型特殊の範疇に入るために「大型特殊」を強調しているのでしょう。「おまえら小型なんだから、これくらいで我慢しておけ」という、小型特殊の時速制限が大型特殊になるとはずれるよ・・・と言っているのです。

「免許を取らなくちゃいけないよ」という、ちょっとめんどくさいことはどこかに小さく書いてあるのでしょう。

まあ、時速24km/hをこんなに強調できるのはトラクターならではですよね!

「大型特殊」愛読者さんにいつも、説明していただいているになかなか覚えられない(ごめんなさい)この免許制度、ウィキペディアで調べてみたら、現在は新小型特殊自動車なるものがあって、農耕作業用は35km/h未満ということだそうですから、今ならL1-325DSはこちらにカテゴライズされるのでしょう。

ただ、小型という名前なのに、公道を走る場合には大型特殊二種免許が必要って注意が・・・今あるものを細かく分けようとするから、こういうわかりにくいことになるんですよねえ・・・

覚えられないなら、大型特殊免許を取るのが正解ですね・・・きっと。

L1-325DS、全貌の写真もここでやっと拝めました。5シリーズになってシンプルでわかりやすくなったかな? サターンXシリーズにも少し通じている感じがします。

“シンプルにスピードをアピール!(と言っても24キロ)クボタL1-325DS「昔のカタログ」” の続きを読む

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。