『80年代のクルマっぽい』と思ったら、本当にそうだった。イセキ・ランドホープTU200F「撮りトラ+昔のカタログ」

こんな顔ですからね・・・緩やかな斜面の奥に角目が覗いています。スラントしたエンジンフードに、スラントしたマスク。そして角目。調べてみると80年代のクルマに多いデザインです。

今日は某所で見た、イセキLANDHOPE TU200F「撮りトラ」+「昔のカタログシリーズ」です。

 

イセキ・ランドホープTU200Fです。農研機構の安全鑑定登録はTU200が1984年。ヰセキの社史によると昭和59年、同じく1984年です。パッと見は「異形」。「こんなクルマ見たことあるなあ」という感じです。
イセキ・ランドホープTU200Fです。農研機構の安全鑑定登録はTU200が1984年。ヰセキの社史によると昭和59年、同じく1984年です。センターマークはノーズの先端ではなく、フェアリングのすぐ下にあり、前にずっと下がって行きます。先端で斜めに切り下がりバンパーが飛び出している・・・パッと見は「異形」。「こんなクルマ見たことあるなあ」という感じです。

 

こんな顔ですからね・・・緩やかな斜面の奥に角目が覗いています。スラントしたエンジンフードに、スラントしたマスク。そして角目。調べてみると80年代のクルマに多いデザインです。
こんな顔ですからね・・・緩やかな斜面の奥に角目が覗いています。スラントしたエンジンフードに、スラントしたマスク。そして角目。調べてみると80年代のクルマに多いデザインです。

 

似たような80年代のクルマたち

 

スバル・レオーネ クーペ RX/II クーペ:1985年 - 1989年 写真はWikipediaより。
スバル・レオーネ
クーペ RX/II
クーペ:1985年 – 1989年
写真はWikipediaより。

 

三菱・・ランサーEX(2代目) 1400GL 販売期間1979年3月 - 1987年10月 写真はWikipediaより。
三菱・・ランサーEX(2代目)
1400GL
販売期間 1979年3月 – 1987年10月
写真はWikipediaより。

 

こちらもランサー みんなスラントしたエンジンフードに、スラントしたマスク。そして角目。
こちらもランサー
みんなスラントしたエンジンフードに、スラントしたマスク。そして角目。

 

ニッサンのローレルも・・・ ハードトップ(後期型) 販売期間 1982年9月 - 1984年10月 写真はWikipediaより。
ニッサンのローレルも・・・
ハードトップ(後期型)
販売期間 1982年9月 – 1984年10月
写真はWikipediaより。

 

ホンダ・プレリュード(2代目) 販売期間1982年 – 1987年 写真はWikipediaより。
これはリトラクタブルライトですが、80年代のクルマの流行をちゃんと押えています。
ホンダ・プレリュード(2代目)
販売期間 1982年 – 1987年
写真はWikipediaより。

 

トラクターは畑ばかりでなく道も走るので、クルマと似通ったところは以前から持っていたとは思うのですが、生まれてからずいぶん時間が経ち、技術革新も進んで少し余裕が出たのでしょう。

「ちょっと姿形で遊んでみよう」という、気持が出てきたのではないでしょうか?

 

最近充実してきたヰセキの取説サイトによれば(https://i-next.iseki.co.jp/goriyoujyouken.html←直接リンクはできず、ご利用条件同意から始めないとダメみたいです。)LANDHOPE TU200は・・・ 全長 3075mm 全幅 1180mm 全高 1880mm 軸距 1460mm 輪距 前 940,950mm 輪距 後 940,1095mm 最低地上高 270mm エンジン 名称 F3AF1-DK 形式 水冷4サイクル3気筒立形ディーゼル 総排気量 1170cc 燃料タンク容量 25ℓ タイヤ 前 400-15 タイヤ 後 9.5-22 となっています。
最近充実してきたヰセキの取説サイトによれば
https://i-next.iseki.co.jp/goriyoujyouken.html←直接リンクはできず、ご利用条件同意から始めないとダメみたいです。)LANDHOPE TU200は・・・

全長 3075mm
全幅 1180mm
全高 1880mm
軸距 1460mm
輪距 前 940,950mm
輪距 後 940,1095mm
最低地上高 270mm
エンジン
名称 F3AF1-DK
形式 水冷4サイクル3気筒立形ディーゼル
総排気量 1170cc
燃料タンク容量 25ℓ
タイヤ 前 400-15
タイヤ 後 9.5-22
となっています。

 

サイトにはカタログも上がっています

 

ヰセキのサイトの良いところはカタログも一緒に上がっているところで、これは大変楽しめます。(見たい方は先のご利用条件同意から始めなくてはなりません) 表紙はいきなりレーシングマシンが登場しています。 メインビジュアルはレーサーをイメージさせるスーツに身を包み、にこやかに微笑む外国人女性をバックに、商品であるランドホープ220。そしてなぜかぎこちなく微笑む小柄な日本人女性。バックの女性はモデルさんなのでしょうけど、トラクターに乗っている女性は一体・・・素人っぽいので関係者で、社長の娘さんとか? それとも芸能人以外の有名人? スポーツ選手や女流棋士とか? などと色々想像がふくらんでしまいます。
ヰセキのサイトの良いところはカタログも一緒に上がっているところで、これは大変楽しめます。
(見たい方は先のご利用条件同意から始めなくてはなりません)
表紙はいきなりレーシングマシンが登場しています。
メインビジュアルはレーサーをイメージさせるスーツに身を包み、にこやかに微笑む外国人女性をバックに、商品であるランドホープ220。そしてなぜかぎこちなく微笑む小柄な日本人女性。バックの女性はモデルさんなのでしょうけど、トラクターに乗っている女性は一体・・・素人っぽいので関係者で、社長の娘さんとか? それとも芸能人以外の有名人? スポーツ選手や女流棋士とか?
などと色々想像がふくらんでしまいます。

 

本当に誰っ?見たことあるようなないような・・・
本当に誰っ?見たことあるようなないような・・・

 

HERO・誕生! 乗って見れば、21世紀。カーフィーリングの新デザイン、 新機構による高性能トラクター 快適にそして、パワフルに作業をこなす 余裕の高性能スペック。 ISEKI TRACTOR、18ps〜24psが 新世紀へ向けて、ダッシュ! とあります。 ああ!やはりクルマを意識しているんですね!
HERO・誕生!
乗って見れば、21世紀。カーフィーリングの新デザイン、
新機構による高性能トラクター

快適にそして、パワフルに作業をこなす
余裕の高性能スペック。
ISEKI TRACTOR、18ps〜24psが
新世紀へ向けて、ダッシュ!

とあります。
ああ!やはりクルマを意識しているんですね!1980年代のマシンですが、もう21世紀を見据えていたのですね。
これが当時考えた先進デザイン。「トラクターもクルマを意識する」ということだったわけです。

 

初登場!ワンタッチ全面カバーオープンボンネットカバー と言う文字が踊ります。これ、なかなか面白いです。レーシングマシンのピット作業と絡めているところも興味深いですね。
初登場!ワンタッチ全面カバーオープンボンネットカバー
と言う文字が踊ります。これ、なかなか面白いです。レーシングマシンのピット作業と絡めているところも興味深いですね。

 

この時期のヰセキは「カーフィーリングの新デザイン」だけあって、皆独特です。今日はこんなところで・・・また明日!

 

 

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。