妄想なら手間もお金もいらないっす・・・シロウト向け田おこし講座

毎回ほとんど僕のバーチャル農業にお付き合いいただき恐縮しています。実際に作業している方に比べ、妄想してるだけで身銭を切っていません。本当に申し訳ないです。

考えるならタダ。昨日の「ついたらアウト!続き」にコメントをいただいたのでまとめておきます。「まとめてどうするんだ」とは聞かないでください。世の中の発明には使い道を他の人が考えてくれたものも多数含まれているはずです・・・はずじゃないかな?・・・多分少しは・・・

一応のコンセプトは「農業を知らない人が、農業を知らない人に向けて送る、農業のお話」なんですから・・・

元々はここから・・・

作業機を使ったトラクター作業中に作業機を壁にぶつけてしまうというお話でした

作業機を使ったトラクター作業中に作業機を壁にぶつけてしまうというお話でした
この惨状です。下の部分は若干鉄板が厚そう・・・でも、そのうち穴があいちゃいそう

こすりたくないなら残った部分は手で?

畔際処理 まあ、こんな感じでしょうか? 大きな田んぼでは大変です
畔際処理 まあ、こんな感じでしょうか? 大きな田んぼでは大変です

いただいたコメントではこんな感じですか?

Blue_Buffaloさんにいただいたコメントにあったこの部分、妄想してみました。

今年は小型管理機に片バイドを付けコンクリと際に溝をつけました。

「片バイド」ってなんだろ? と思って調べてみるとこんなものでした。土を片方に寄せる金属の板のようなものです。小川農具製作所という所のWEBページにありました。

方バイド
方バイド
畔際処理 おいしいものはあとにとっておくタイプ。塗り絵をするのにはみ出して塗らないよう、先に縁取りをしちゃうって感覚ではないかと思われます。これならスコップでやるよりは楽だし、トラクターでやるよりはコントロールしやすそうです。
畔際処理 おいしいものはあとにとっておくタイプ。塗り絵をするのにはみ出して塗らないよう、先に縁取りをしちゃうって感覚ではないかと思われます。これならスコップでやるよりは楽だし、トラクターでやるよりはコントロールしやすそうです。

もちろんトラクターでやる人もいるようです

畔際処理 ロータリーで先に畔際をその「方バイド」を付けて起こしてしまおう・・・ということみたいです。でも、僕では同じくガチャガチャにしてしまいそうです。
畔際処理 ロータリーで先に畔際をその「方バイド」を付けて起こしてしまおう・・・ということみたいです。でも、僕では同じくガチャガチャにしてしまいそうです。

さらに余った耕耘爪をハローに付ける・・・

こ・これは・・・よくわからないですけどガードにする感じでしょうか?

「矢でも鉄炮でももってこい!!! 負けねーぞ」なイメージ
「矢でも鉄炮でももってこい!!! 負けねーぞ」なイメージ

このガードの件についてはOPさんにもコメントをいただきました。ヒザパットにも使えるプラウのスリックと言うもの。樹脂の板でどうも切って使う感じ。厚いものみたいですね?

どんな材質なんでしょう? ポリプロピレン? まな板と一緒ですかねえ・・・

スガノ農機のWEBページにある、この白いやつがそうだと思います。

プラウのスリック板
プラウのスリック板
スリック板貼り付け例(妄想)
スリック板貼り付け例(妄想)

畔際に困る人は他にもいるようで製品も・・・

Blue_Buffaloさんに教えていただいたサイトの製品。マッセイファーガソンのエム・エス・ケー農機ではないですか!

畔に当たっても、ぱたんと倒れてガリガリやらないみたいです。
畔に当たっても、ぱたんと倒れてガリガリやらないみたいです。

サイトだけではどんなものかわからなかったのですが、似たような(もしくは同じ?)製品の動画がありました。

畔際まできれいに平らにする製品みたいですね。ぶつける勢いで安心してできそうです。

こういうタイプも各段階で扱ってきました

そういえば機械でならすタイプも、半自動?でやるタイプも人力でやるのも過去扱ってきましたねえ・・・

これも仕上げ作業だったのか?去年見た光景 ロータリーの後ろに角材を引っ張っている
これも仕上げ作業だったのか?去年見た光景 ロータリーの後ろに角材を引っ張っている
4Mはあろうかという超ワイド簡易ドライブハロー 。歩行式トラクターに付けるタイプ。
4Mはあろうかという超ワイド簡易ドライブハロー 。歩行式トラクターに付けるタイプ。
これも2012年に見た光景。人間が板を引っ張っています
これも2012年に見た光景。人間が板を引っ張っています

大まかにわけた作業の他にも多数作業がある

端から見ると大まかにしか作業をみていないわけですけど、例えば田おこしにしても代かきにしても、その裏には細かい作業がたくさんあって、まるで水鳥のようです。

代かきなんか水鳥がまさに悠々と楽しそうに泳いでるとしか見えませんが、その水面下では必死に水かきを回しているわけなんだな・・・と、本当に思います。(水鳥、本当に進むの速いんです・・・顔は涼しそうなんですけどね)

水面下では、外から見るだけではわからないそれぞれの事情に合わせた様々な工夫と作業が隠れている・・・みんなそれぞれ発明家であり、アイディアマンであり、研究者であり、農機具メーカーであり、職人であり、時には大鉈を振るう厳しい経営者なんだなあ。で、水鳥もそう?
水面下では、外から見るだけではわからないそれぞれの事情に合わせた様々な工夫と作業が隠れている・・・みんなそれぞれ発明家であり、アイディアマンであり、研究者であり、農機具メーカーであり、職人であり、時には大鉈を振るう厳しい経営者なんだなあ。で、水鳥もそう?
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