北海FORD2020はShibaura SD4000AD-0だった!

おなじみ角ダルマ顔。農研機構のサイトによればSD4000ADは1977年登録で、ractordata.comには3気筒ディーゼル40馬力とのみあります。しかし実際にはLEP854A型4気筒エンジン搭載です。

がんばってFORDシバウラトラクターとソーシャルディスタンスを保っていましたが、また元に戻ってしまいました。

今日はShioikaさんが追加情報を寄せてくれたので、北海フォード株式会社のFORD2020です。

これがそれFORD2020です。見た感じはFORD2000のモデルチェンジ版ではなく、1979年に発生した一連のコンパクト100シリーズのようです。
これがそのFORD2020です。僕は1979年に発生した一連のコンパクト100シリーズの国内版で日本以外ではFORD1900として売られていたものだと考えたのですが、どうもそうではないようです。

↑これがShioikaさんが見つけてくれたFORD2020の動画です。日本からベトナムに渡って活躍しているみたいです。

FORD2020はSD4000AD-0!

動画の中に銘板が写っているのですが、それを見ると 型式名 シバウラ SD4000AD-0 区分 - 車台型式 SD4000A-0 製造会社 石川島芝浦機械株式会社 シリアルナンバー - 商品名 FORD 2020-4WD 北海フォード株式会社 とあります。FORD2020はSD4000AD-0だったんです!
動画の中に銘板が写っているのですが、それを見ると
型式名 シバウラ SD4000AD-0
区分 -
車台型式 SD4000A-0
製造会社 石川島芝浦機械株式会社
シリアルナンバー -
商品名 FORD 2020-4WD
北海フォード株式会社
とあります。FORD2020はSD4000AD-0だったんです!

SD4000AD-0

おなじみ角ダルマ顔。農研機構のサイトによればSD4000ADは1977年登録で、ractordata.comには3気筒ディーゼル40馬力とのみあります。しかし実際にはLEP854A型4気筒エンジン搭載です。
SD4000AD-0は以前紹介していました。SD4000Aのデラックス版の四駆でSD4000AD-0という型式になるのでしたね。おなじみ角ダルマ顔。農研機構のサイトによればSD4000ADは1977年登録で、ractordata.comには3気筒ディーゼル40馬力とのみあります。しかし実際にはLEP854A型4気筒エンジン搭載です。
すっかり褪せてしまっていますがパワーステアリング。
こいつはパワーステアリングでした。
車種名も車台型式も SD4000A-0 機関型式はLEP854A 40PS/2500RPM
車種名も車台型式も
SD4000A-0
機関型式はLEP854A
40PS/2500RPM

ちょっと戻ります

↑それはそうと、このシバウラFORD2020はなんとクボタV3800T(ターボ)に換装しています。載っちゃうんですね・・・すごいなぁ。

↑そうかと思えばこちらはFORD2020にヤンマーのATN100ターボを載せています。ベトナムでは四駆とターボが好まれているのでしょうか?

ベトナムではトラクターを作っていないのでしょうか?そのためかどうかわかりませんが、欲しいものは作ってしまうんですね・・・

簡単ではないと思いますが、道端の工場で知恵と勇気でやってしまうのでしょう。

お金を出せば買えるとなると、作るのも億劫だったりめんどくさかったりしますが、「モノがない」「買おうにも高すぎる」となるとヒトは俄然創造力を発揮しますね。なんだか羨ましいです。

脱線します

FORD2020がビチャビチャの田んぼで使われていたので、どんなコンバインを使っているのかと思ったらクボタの汎用型でした。

田んぼのまわりに広いクリークがあるので稲が実っても田んぼは乾かずグチャグチャ。そこへコンバインを入れるが普通みたいで、みなチャレンジャー、めちゃめちゃ男らしいです。

これなんかも凄いです。もしかしたらシバウラ+大きめのターボエンジンの組み合せじゃないと田んぼができないのかもしれません。

地域によって気候によって、作る人によって・・・農業って本当にさまざまですね・・・これじゃあ全世界同じラインナップというのは無理だなぁ・・・と思いました。

今日も時間となりました。また明日!

 

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