東洋一と荷台スペース有効利用「1964年クボタ農業機械総合カタログ」

この写真です。トラックに積み込まれているのは耕うん機。リヤのオーバーハングがバス並みに(もっと?)長いです。なぜ木枠が置いてあるのか・・・と思ったら、効率良く積むために斜めに積んでいるんです。その証拠にほんの少し荷台の上のほうにハンドルが見えていますよね? というわけで、今積み込もうとしているものを積むと、このトラックには11台も積めるということになります。これ、以前見たコンテナの積み師の仕業みたいです。
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今日はShioikaさんに送っていただいた(いつもありがとうございます!)、1964年クボタ農業機械総合カタログで「昔のカタログシリーズ」です。(寝坊をしてしまったので、短めに・・・他の人が休みの間に色々進めなくてはいけないことがあって忙しいのです)昔のカタログは文章表現や写真に、今と違った見るところがあって楽しいです。

1964年のクボタ農業機械カタログです。1962年発売のクボタL15Rと思われるトラクターが代掻をしている表紙・・・当時の雰囲気がわかりますよね?フェンス代わりに植えられたのでしょうか?狭い間隔で植えられた細い木の境界の向こうに、今とあまり変わらない様子の新興住宅地が見えています。今から60年近く前だともっと古い住宅を想像するのですが、当時は高級住宅地だったのでしょうね。
1964年のクボタ農業機械カタログです。1962年発売のクボタL15Rと思われるトラクターが代掻をしている表紙・・・いい写真です。当時の雰囲気がわかりますよね?

フェンス代わりに植えられたのでしょうか?狭い間隔で植えられた細い木の境界の向こうに、今とあまり変わらない様子の新興住宅地が見えています。今から60年近く前だともっと古い住宅を想像するのですが、当時は高級住宅地だったのでしょうね。
表紙の田んぼもこの近辺かもしれませんねぇ・・・ 新しい村つくりに働くクボタ農業機械のほとんどが、この東洋一の設備を備えた堺工場から生まれます。全従業員も生みの親として、心から満足できる製品をつくり育てることを念願しています。  とあります。
表紙の田んぼもこの近辺かもしれませんねぇ・・・
新しい村つくりに働くクボタ農業機械のほとんどが、この東洋一の設備を備えた堺工場から生まれます。全従業員も生みの親として、心から満足できる製品をつくり育てることを念願しています。
とあります。

東洋一・・・これは古い表現!

「東洋一」申し訳ないのですが、僕の中では観光地で温泉とか新造の仏像と洞窟などに冠せられる胡散臭いものの代名詞です。「またまたぁ〜」といつも流して真面目に考えたことがなかったので、今日は東洋を調べてみました。

東洋(とうよう、: the East, Orient)とは、西洋(the West)の対概念であり、指し示す範囲はその文脈や使われる国や地域によって異なる。

ウィキペディア(東洋)
アジア 広義の東洋
アジア。広義の東洋。
現代的な意味での東洋の範囲の例。
現代的な意味での東洋の範囲の例。

なんと!東洋は「どこからどこまで」と決まっているわけではなく、風船のようにフレキシブル。表現したいことによって大きくも小さくも取れるのです。

したがって日本一は一つでも、東洋一はいくつあっても構わないのでした。

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