鉃道写真を撮影する「撮り鉄」をもじって、トラクターを撮影する「撮り虎」撮り虎キャンペーン第3弾です。
今日は滋賀県大津市で養鶏を主体に農業をされている中村 耕さんのJD3050。しょっちゅう見ていただいているようで、プロの方から反応を頂くのは嬉しいようなこそばゆいような感じです。中村さんのWEBページを拝見すると、琵琶湖のほとりなんですねえ・・・背後に1000Mオーバーの高い山があって、山と湖と田んぼの広がるとっても良いところのようです。
調べてみるとJD3050はドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク州マンハイムの工場で1986-1993年まで作られたモデルらしいです。6気筒5.9リッターディーゼル90.7馬力・・・でかいなあ。
いつも思うんですけど、トラクターは自分のエンジンをただただ運ぶシンプルなクルマなんですねえ・・・動力として。だから形は機関車やなんかと同じで人間はオペレーターとして隅っこに乗るだけなんだ。テーラーみたいに「オマエは降りて歩け」って降ろされちゃう場合もあるし・・・
形といい目的といい・・・こんなのを思い浮かべた
これなんかもそうです。正確じゃないかもしれないけど1932年に473.8kmを記録したGEE-BEE-R1エアレーサー。自分自身を載せてただひたすら速く飛ぶことを目指した乗り物。プラットアンドホイットニーのワスプエンジン(800ps)を載せたいだけでできあがった形。
これ、よく見たら意外と小さいんです。
ワスプの直径が1300ミリちょっと。カウリングを入れても胴体の直径はせいぜい1600から1700ミリくらいかなあ・・・翼長だって7.6Mちょっと胴長は5Mちょっとと、普通車ぐらいじゃありません?コンビニの駐車場に停まりますよ?きっと。
イカンイカンJDに戻ります
備品管理的に撮った写真は中村さんご本人かなあ・・・きっときちんとした性格なんでしょうね。機体もとってもきれいですし。スナップ的な写真は奥さまとかご家族の方が撮ったのかもしれませんね。家族でやっていると色々な写真が集まっておもしろいですね!