1980年型式認定イセキコンバインHL1800「朝1分の農機考古学」

以前カタログを紹介した、イセキのコンバイン「太郎」HL1800です。実機をネットで探したのですが、もはや40年以上経過しているコンバインです。痛みが激しいコンバインの実機はネット上に見当たりませんでした。
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毎日ネットの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1980年型式認定のイセキコンバイン太郎、HL1800です。以前カタログを紹介したのですが、そのカタログに運輸省型式認定番号が載っているのを再発見しての収録です。運輸省型式がH6というとんでもないものだったので、気がつきませんでした。

以前カタログを紹介した、イセキのコンバイン「太郎」HL1800です。実機をネットで探したのですが、もはや40年以上経過しているコンバインです。痛みが激しいコンバインの実機はネット上に見当たりませんでした。
以前カタログを紹介した、イセキのコンバイン「太郎」HL1800です。実機をネットで探したのですが、もはや40年以上経過しているコンバインです。痛みが激しいコンバインの実機はネット上に見当たりませんでした。
HL1800は「父さんの超特急」。そういえば新幹線のことを「超特急」と称していたことがありましたね。なかなかうまいネーミングです。いまでは代替わりが激しく、もはや何を超えてるかわからなくなっちゃっているので使わないですけど。
コンバインより遊んでいる子供がメイン。こういう控えめな表現が却って強い印象を残します。
コンバインより遊んでいる子供がメイン。こういう控えめな表現が却って強い印象を残します。
で、紹介したのが2015年でした。当時そこまでは気がつかなかったのですが、スペック表の一番下に運輸省型式認定番号が書いてあるのに今気がつきました。頑張って目を凝らして読んでみると、農1347号と書いてあります。資料と合わせて書き出してみるとこうなります。小型特殊自動車運輸省型式認定番号農1347号ヰセキH6型・・・これまでの型式と重複するのか、H6という型式。資料ではあくまで運輸省に提出されたことだけ書かれていて、太郎だのHL1800だのは書いていないので、H6という型式でネットを検索するしかありません。当然出てこないわけで、このように商品名と運輸省型式がかけ離れている場合にはとても苦労します。
で、紹介したのが2015年でした。当時そこまでは気がつかなかったのですが、スペック表の一番下に運輸省型式認定番号が書いてあるのに今気がつきました。頑張って目を凝らして読んでみると、農1347号と書いてあります。

資料と合わせて書き出してみるとこうなります。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1347号
ヰセキ H6型

・・・これまでの型式と重複するのか、H6という型式。資料ではあくまで運輸省に提出されたことだけ書かれていて、太郎だのHL1800だのは書いていないので、H6という型式でネットを検索するしかありません。当然出てこないわけで、このように商品名と運輸省型式がかけ離れている場合にはとても苦労します。
シートに記入します。傷みやすい古い機械で、しかもトンデモ運輸省型式で、どうしても型式と商品名が結びつかないものが1980年以前にはいくつか出でしまいそうです。
シートに記入します。傷みやすい古い機械で、しかもトンデモ運輸省型式で、どうしても型式と商品名が結びつかないものが1980年以前にはいくつか出でしまいそうです。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

急に寒くなって薪の消費量が増え、薪棚が寂しくなってきました。冬前は十分だと思ったのですが、少し割らないと・・・今日はこんなところです。それではまた明日!

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