DEUTZ-FAHRコンバイン・・・の残骸「撮りトラ」

今日はhokkaidoujinさんのところで見た、DEUTZ-FAHRコンバイン・・・の残骸「撮りトラ」、じゃなくて「撮りコン」ですね。しかも残骸。

 近所でこういうコンバインを見ることはないので、とっても新鮮です。それにしても、このタイプのコンバインって、トラクターと違って同じ時間放置されても劣化が早いというか、「ヤサグレ感」がハンパじゃないです。はや、もの悲しい遺跡の風格が出てきちゃってます。
近所でこういうコンバインを見ることはないので、とっても新鮮です。それにしても、このタイプのコンバインって、トラクターと違って同じ時間放置されても劣化が早いというか、「ヤサグレ感」がハンパじゃないです。はや、もの悲しい遺跡の風格が出てきちゃってます。

どんな機種か、どの時代のものかもわかりません。同じ雰囲気はクレイソンコンバインM122の残骸からも漂っていました。

CLAYSON M122 コンバイン 部品取り用に置いてあるのだと思うのですが、ここで静かに後輩の役に立つのを待っています。
CLAYSON M122 コンバイン 部品取り用に置いてあるのだと思うのですが、ここで静かに後輩の役に立つのを待っています。こちらのほうはエンジンまで残っています。でも、圧倒的な「引き返せない感」は同じです。

現役だと同じように、いや、これより古くてもそんなに「ヤサグレ感」はないです。例えばクレイソンコンバインの前身、1963年製のCLAEYS M80。

1963 CLAYES M80 Combaine hervester 銘板に1963年と書いてあったので、導入は1964年のようですが年式はそちらにしました。もともと稲の刈取り用に1964年に導入されたベルギー製のコンバインです。
銘板に1963年と書いてあったので、導入は1964年のようですが年式はそちらにしました。もともと稲の刈取り用に1964年に導入されたベルギー製のコンバインです。運転席の背中に背負っているのはグレンタンク。タンクの上はぽっかり開いていて、上から中を覗き込むこともできるし、振り返って丸い窓から中を確認しても良いという構造になっています。
1963 CLAYES M80 Combaine hervester 銘板に1963年と書いてあったので、導入は1964年のようですが年式はそちらにしました。もともと稲の刈取り用に1964年に導入されたベルギー製のコンバインです。
Yellow Lobster
ネットで調べてみると、DEUTZ-FAHRのコンバインは古いモノは赤、新しいものは緑となっています。これは緑に塗られていたものが剥げて下の赤が出てきた風なので、もしかしたら色の切り替わり、過渡期のものかもしれませんね。
戻ります。ネットで調べてみると、DEUTZ-FAHRのコンバインは古いモノは赤、新しいものは緑となっています。これは緑に塗られていたものが剥げて下の赤が出てきた風なので、もしかしたら色の切り替わり、過渡期のものかもしれませんね。
何か書いてあるかな?と思って撮った写真ですが、色あせて読めません。ピカピカに光った油圧シリンダーのシャフトが、他の部分とそぐわなくてちょっとビックリ。
何か書いてあるかな?と思って撮った写真ですが、色あせて読めません。ピカピカに光った油圧シリンダーのシャフトが、他の部分とそぐわなくてちょっとビックリ。
1963 CLAYES M80 Combaine hervester 銘板に1963年と書いてあったので、導入は1964年のようですが年式はそちらにしました。もともと稲の刈取り用に1964年に導入されたベルギー製のコンバインです。
M80の同様部分と比べてみます。全然違います。OEMとか同じ思想で作られているというわけではなさそうです。
DEUTZ-FAHRコンバインのタイヤはどうだろう・・・FULDAタイヤ???
DEUTZ-FAHRコンバインのタイヤはどうだろう・・・FULDAタイヤ???
調べてみたら、1900年にドイツのヘッセン州、同名のフルダ(Fulda)というところで創業したタイヤメーカーでした。この、フルダ(Fulda)は、ブラウン管の発明で知られる、カール・フェルディナント・ブラウンの出生地だそうですよ!
調べてみたら、1900年にドイツのヘッセン州、同名のフルダ(Fulda)というところで創業したタイヤメーカーでした。この、フルダ(Fulda)は、ブラウン管の発明で知られる、カール・フェルディナント・ブラウンの出生地だそうですよ!
フルダ(Fulda)社は、 1900年に同名のドイツの都市で、2人のビジネスマン、グスタフ・ベッカー(Gustav Becker)とモリッツ・ハッセンクルバー(Moritz Hasenclever)によって設立され、1901年に鞍馬車や馬車のタイヤを作り始めました。それにしても溝のないツルツルのタイヤに1本のなんでしょ?ラグというか何というか・・・馬が引くので抵抗を少なくしたかったのでしょうか?接地面が超少ない構造です。これなら馬も喜んだかもしれませんね。
フルダ(Fulda)社は、 1900年に同名のドイツの都市で、2人のビジネスマン、グスタフ・ベッカー(Gustav Becker)とモリッツ・ハッセンクルバー(Moritz Hasenclever)によって設立され、1901年に鞍馬車や馬車のタイヤを作り始めました。それにしても溝のないツルツルのタイヤに1本のなんでしょ?ラグというか何というか・・・馬が引くので抵抗を少なくしたかったのでしょうか?接地面が超少ない構造です。これなら馬も喜んだかもしれませんね。
ホイール部分を拡大してみると、センターキャップのところにKNOTTと書いてあります。
ホイール部分を拡大してみると、センターキャップのところにKNOTTと書いてあります。
こちらはちょっと自信がないですけど、Knott GmbHという同名の1937年創業、トレーラーのタイヤやフレーム、ブレーキシステムなどを作っているドイツの会社が見つかりました。
こちらはちょっと自信がないですけど、Knott GmbHという同名の1937年創業、トレーラーのタイヤやフレーム、ブレーキシステムなどを作っているドイツの会社が見つかりました。
調子に乗って裏側も写真を撮ったのですが、ココからは何もわかりませんでした。
調子に乗って裏側も写真を撮ったのですが、ココからは何もわかりませんでした。

だらーんと今日はここでおしまい。朝から雨が降っているのですが、だんだん明るくなってきました。もう雨は上がるのかな?

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。