どこを量るか・・・計画性が大事だった(やってみてわかったんですけど)

無計画にやったのが悪かったのですが、知りたいことを知るために必要な条件って、よくよく考えないと見落としてしまいます。これで真実は来年に去って行ってしまいました。米作りと一緒で何か新しいことを試そうと思ったら1年待たねばなりません・・・

手持ちの材料でもう一回やり直し!

そもそも確かな数字は1000粒の(催芽籾=発芽寸前まで温度と水分を加えた種もみ)コシヒカリの種もみの重さだけです。種まき機に書かれていた数字は200ccと135グラムというもの。(なんで2つ併記なんだ?)一箱の苗箱に7488粒のタネが播かれたという計算は、200ccが119.8グラム(200ccの乾燥気味催芽籾の重さ)という実測値に基づいています。

それでは種まき機の目盛り、もう一方の135グラム重さのほうで計算するとどうなるのでしょう?

135グラム/0.016(乾燥気味催芽籾一粒の重さ)=8438粒(四捨五入)

う〜ん・・・13%くらい多い・・・いったいどっちなんだ。

そんでもって135グラム×144枚の苗箱(Mさんの作った苗箱)=19440グラム

乾燥種もみに換算して

19440グラム/120%=16200グラム

これだとあまりは2袋弱・・・これでも少し多い感じです。

整理してみましょう

平成24年度の茨城県常澄産コシヒカリ/飼料稲作り
種まき機の目盛り200ccで計算すると・・・使った催芽籾1.44kg 一反歩あたり8万9千850粒
平成24年度の茨城県常澄産コシヒカリ/飼料稲作り
種まき機の目盛り200ccで計算すると・・・使った催芽籾1.62kg 一反歩あたり10万千250粒
平成24年度の茨城県常澄産コシヒカリ/飼料稲作り
余った種もみの袋につじつまを合わせると・・・使った催芽籾1.8kg 一反歩あたり11万2千500粒。もっともそれらしいけど、ただつじつまを合わせただけだからこの数字も信じにくい。

ひゃ〜〜!大事な所を量らなかったので、こんなに不確定な数字が出てきちゃいました。

やっぱり試し出しして数と重さを量り、できれば水分量も量らないと不確定要素がありすぎですね。それに体積はあまりにも量りにくいので「重さと数」これが間違いない感じです。

こんなに数える機会が多いとすると、もっと楽に数を数えたい感じです。もしかしたら手回し式タネ数計算機とか重さと数を瞬時に量る秤とか売ってるんじゃないかしら?

そういえばネジ屋さんとかで、初めにいくつかネジを秤に乗せて数を入力すると、あとから乗せた数と重さを量ってくれる秤を使っています。あれ、使えそうだなあ。

こんなのがありました

平成24年度の茨城県常澄産コシヒカリ/飼料稲作り
穀粒計数板 Grain counter

消毒済みの種もみや、もう植えるばかりになった苗箱だって売っている世界です。調べてみると手頃なのがありました。

穀粒計数板 Grain counter
卵焼き器?おろしがね?

不二金属工業株式会社という所で作っている穀粒計数板 Grain counterです。なんだかおろし金のようでもあり、フライパンのようでもあり、使わないときはイボイボ付き卵焼きでも焼けそうです。

来年はこれでも使おうかなあ・・・とにかく今年は苗箱一枚あたり 135グラム/0.016(乾燥気味催芽籾一粒の重さ)=8438粒(四捨五入)こっちのほうの数字を使って最後まで計算してみたいと思います。

 

 

 一粒の種籾は4ヶ月後何粒になる?のリンクを初めから見るにはこちら

 

 

トラクターのことばかりですが、ほぼ毎日更新しています!

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今まで「水戸市大場町・島地区農地・水・環境保全会便り」サイトURL検索の案内は「水戸市大場町」でお願いしていたんですが・・・
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「大場島」で検索してもらったほうが一番上に出てくるのでこっちにして貰おうと思います。おヒマな方は試してみてくださいね。
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