三菱ティラーCT321は1975年から1976年の間に誕生!運輸省型式認定番号は農944

先日に引き続き三菱ティラー。今度はCT321です。リコイルスターター付のコンパクトなエンジンが載っているので、形はずいぶん変化しています。それを見ただけでも新しいものだとわかります。

今日は伊藤産機さんが送ってくれた、ハンドトラクター三菱ティラーCT321「撮りトラ」です。

 

僕にとって「撮りトラ」は有用要急の用事でも、相手にとっては不要不急・・・。ところが最近何件か、トラクターの写真を送ってくれるかたがいます。家から出られない僕に「エア・撮りトラ」の状況が舞い込んできている・・・ということなんです。

 

先日に引き続き三菱ティラー。今度はCT321です。リコイルスターター付のコンパクトなエンジンが載っているので、形はずいぶん変化しています。それを見ただけでも新しいものだとわかります。
先日のCT511に引き続き三菱ティラー。今度はCT321です。リコイルスターター付のコンパクトなエンジンが載っているので、形はずいぶん変化しています。それを見ただけでも新しいものだとわかります。CT511は灯油エンジンが載るような先端が四角く大きい古い設計だったのかもしれません。

 

使い込まれています。CT321の型番が見えます。
使い込まれています。CT321の型番が見えます。

 

肝心の『趣味の運輸省型式認定番号探し』のほうは・・ 小型特殊自動車 運輸省型式認定番号 農944号 三菱・CT321 ゲットしました。
肝心の『趣味の運輸省型式認定番号探し』のほうは・・

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農944号
三菱・CT321

ゲットしました。

 

早速運輸省型式認定番号でソートしてみると、1975年三菱D1300やクボタL2201、そして1976年のクボタL1801の間に入りました。と、いうことは大体1975年から1976年の間に誕生したことになります。
早速運輸省型式認定番号でソートしてみると、1975年の三菱D1300やクボタL2201、そして1976年のクボタL1801の間に入りました。と、いうことは大体1975年から1976年の間に誕生したことになります。

 

また、三菱製品機種別生産年度一覧表ですとCT321は1976年〜1981年まで製造されていた事になっていて、このデータを補強する形になっています。

 

エンジンに大きく「電子エンジン」
エンジンに大きく「電子エンジン」

電子が入れば7%引き・・・のメカトロ税制が始まったのが1985年だそうですから、オリジナルのエンジンなのであれば、それには引っかかっていない感じです。

 

となると、小さなものから始まった「何でも電子」の電子マークの波(小さいものから始まった電子化は80年代中頃にトラクターに押し寄せた・・・シバウラD288・・・「撮り虎」その4)に乗ったというだけかもしれません。

(「何でも電子」の次は「何でもマイコン」でしたね)

 

ホント、「何かの仕組み」を一言で言い換えてカプセルに入れてしまい、次々に使われる事でイメージが一人歩きしてしまうことって多いですよね。そのうち一番最初の「何かの仕組み」がなんだったかを忘れてしまう・・・

 

とりあえず電子マークが確認できたのはカメラ。ミノルタハイマチックF 1972年。
とりあえず電子マークが確認できたのはカメラ。ミノルタハイマチックE 1972年。70年代は電子の時代でした。

 

今日はこんなところです。また明日!

 

 

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