フィンランド生まれのValtra T214+ウッドチッパーMus-max WT8 XL@第34回国際農業機械展in帯広

Valtra

今日も昔の写真をひっくり返しています。第34回国際農業機械展in帯広で見た、フィンランド生まれのValtra T214(たぶん)と、ずっと「この機械は何だろう」と思っていたウッドチッパーMus-max WT8 XLです。

今回はトラクター+作業機の紹介なのですが、この状態ではトラクターがあるのがわかっても、それ以外は何がなんだかわかりませんよね。トラクターは特徴的な吊り目と独特のカラーバリエーションのフィンランド生まれのValtraということはすぐにわかります。
VaitraN4が2017年にHonourable Mentionという賞を貰っていました。Honourable Mention という賞がどんな性質なのかよくわからないのですが、賞がHonourable Mention,Red Dot,Red Dot: Best of the Bestと三つあり、これを松、竹、梅と理解すれば松。一番低い賞ということになりますか?
金色やグラデーションの特別色を持つヴァルトラ。現在はこんな姿ですが、過去の記事を見ていたらこのヒトの波乱の運命を思い出してしまいました。さらっと行こうと思ったのですが、やっぱり山あり谷ありの話はおもしろい・・・思い出して少し長くなってしまいそうです。

というわけでヴァルトラ(バルトラ?)のおさらい

1913年に最初のトラクターを作ったMunktellから始まって、Munktell→Bolinder-Munktell (BM)→VaLtion mettallitehtaat→Volvo BM→Volvo BM AB→Volvo BM Vaimet→Vaimet→Vaitraと渡り歩いたヴァルトラ(バルトラ?)

様々な会社を渡り歩きながらもそのDNAは絶えず、現在に引き継がれています。

絵を描くのに時間を喰ってしまった・・・海面は嵐で大変なことになっていても、海の底のほうは比較的影響が少ない。
嵐に見舞われ続けたヴァルトラ。企業や商品がなくなると、そこの商品を使い、愛着を持っていた消費者は寂しく思うものです。しかし、名前はなくなってもその精神は生き続けているのではないか? と気が付く(本当にそうかもわからないですし、それに気が付いてどうなるの?とも言えますけど・・・)きっかけになったトラクターです。

波が高く危険な状態でも、海の底のほうは嵐の影響も少なく、比較的穏やか。名前がなくなるというのは、そこへ潜るようなことで、全く消えてなくなってしまうわけじゃないよね?ということです。

↑バカですよね?動画まで作っています。ヒマだったんだなぁ・・・

↑7年前の記事なので、むちゃくちゃぶっとんでいると思いますが、ヒマな方は読んでみてください。

というわけで、実際に見たValtraのほうから紹介します。
というわけで、実際に見たValtraのほうから紹介します。(つながっていたウッドチッパーは
後回しにして
Valtra
僕は機械を使わないので、このようなところはよくわかりません。でもちょっとだけ気にしているところがあります。
Valtra
それはこのような頑丈そうなゲンコツの細かいギミックとか・・・
Valtra
ゲンコツが握っていた玉の置き場所というか収納場所?・・・シャフトかなにかを通す内径が違う玉なのでしょうね。

これ、作業場に置いておいたら意味がなく、きっとその場になくちゃイケないものです。
「取り出しやすく、しまいやすい」きちんとした置場所がないと、もーもー僕は絶対に失くす自信があります。そのような意味で各社工夫していて興味深いです。Rピンを抜いて玉を取り出すようになっています。そのRピンをなくしたら玉はきっと全部落としてしまうでしょうから、そのピンにはワイヤーで脱落防止措置が取られているというわけですね。
また、このような表に出てこないトラクターや作業機械の細かい構成部品メーカーも気になります。これはワルターシャイドのシャフトカバーですね。
また、このような表に出てこないトラクターや作業機械の細かい構成部品メーカーも気になります。これは様々な機械メーカーに採用されているワルターシャイドのシャフトカバーですね。

すみません。中途半端なところで時間がなくなってしまいました。今日はこんなところで失礼します。

今日は雨。お日さまが顔を出すことが少なく、まさに「ザ・梅雨」という感じで憂鬱です。この続きは明日です!

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