投稿日: 2020年5月28日 投稿者: noraミュージアムコンディション!トラクター界のウォークマン、クボタ・ブルトラB5000「撮りトラ」今日は昨日からの続き、素晴らしいコンディションのクボタ・ブルトラB5000「撮りトラ」です。日本の実装技術の粋を集めた「乗れるミニチュア」クボタのブルトラB5000 もう誕生してから50年近く経っているはずなのに、ほとんど錆びもなく、素晴らしいコンディションの一台です。マスコットがついているわけではないですが、ちゃんとある照星。なぜか白。白のほうが見やすいかなぁ・・・それとも当時は色がついていたのに抜けちゃったとか?エアクリーナーは日本濾過器製。横に寝ているところからしてオイルバス式ではなく、乾式のようです。B5000トラクタエンジン 型式 Z500水冷4サイクル2気筒ディーゼル最高回転 3200rpm出力 9PS/3000rpm四輪駆動方式 変速F6,R2,PTO2PTOの軸のエンジン側でですかねぇ(よくわかりませんが)ただ、ゴムブーツが破けてないな・・・という写真です。昔のゴムは丈夫だったのか、それともちゃんとメンテナンスされていたからなのか・・・ステップ廻り。黄色いペダルがいいアクセントです。ステップ廻りの隙間が気になります。こんなに小さいブルトラですから、走行中に不用意に足を出して後輪に巻き込まれた人とかいないのでしょうか?ラジエターホースのガードがついています。小さいトラクターなだけにいろいろ工夫されています。バックミラーのステーがなんとラジエターのケースについています。ミラーは片側だけのようです。反対側にはマフラーがありますので付けられなかっただけかもしれませんが。ヘッドランプは70年代に大変クボタと仲が良かったISHIKAWA製。ついでにいえばウインカー・・・ウインカー採用としては珍しいキャッツアイ製。それにしても、焼けもヤレもなくツヤッツヤです。どういう保存のされかたをしていたのでしょう・・・さすがにこのあたりは焼けています。ホーンボタンはピンク色に・・・小型特殊の運輸省型式認定番号は農913913は三菱のD1300のすぐ後ろで1975年頃の生まれだと思います。ブルトラはB6000のほうがずっとお兄さん。B6000だと農750と番号がずっと若く、1971年頃の生まれと考えられます。シートの下にはゴムスプリング。シートを跳ね上げたヒンジの部分にもゴムブッシュが入って一応乗る人のことを考えていてくれているみたいです。こんなところのゴムブッシュもまだ生きている感じです。ああ・・・このひだひだは直接ゴムスプリングが尻を突き上げるのを緩和する部品ですね!自決シート、細かい尻愛がほどこされています。作業機の防塵カバーの上に書かれた文字もかろうじて残っています。これもオリジナルでしょう。耕うんピッチ。フルカット・・・なんのことでしょう?何か追加の作業気をつけるためのポールでしょうか。こんなものもちゃんとオリジナルで残っているみたいです。後輪軸の塗装も残っています。1枚モノのリヤフェンダー。運転順序ステッカーも健在。かろうじて赤字部分も消えていずに判読可能です。前方、やや下に向かって排気されるマフラー。メッキもまだ光って腐りもなくキレイです。いやー・・・どういう人がどのように使い、保存しているとこのような状態に保たれるのでしょうか?素晴らしいコンディションのブルトラB5000でした!今日はこんなところです。また明日!上の記事とゆるく関連しているほかの記事:クボタブルトラB5000+田植機アタッチメントの一部・・・「撮りトラ」ブルトラ墓場のクボタB5000、ロータリーはサイドドライブS900!「撮りトラ」ブルトラはトランジスタラジオやウォークマンやipodだった・・・と思う。クボタのブルトラB5000「撮りトラ」クボタブルトラ部品取りのB5000続き・・・「撮りトラ」田植機と思ったけど、よく見たら違った。クボタブルトラB5000+アタッチメント@「撮りトラ」バッジがゴージャスになった!3気筒のブルトラB7001・・・「撮りトラ」共有:FacebookTwitterPinterestLinkedInメールアドレスいいね:いいね 読み込み中…