田植機考古学:ヰセキ最初のフロート式超軽量動力田植機PF20「さなえ」詳報

今日は田植機考古学。トラクター狂さんが前回と同じ「機械化農業」72年3月号からヰセキPF20の商品説明&写真を送ってくれました。情報が各部から補強され嬉しいかぎりです。トラクター狂さん、ありがとうございます!

 

「特集、ことしの田植機」の中でPF20が取りあげられています。この記事の載った雑誌、「機械化農業」とは不思議な雑誌ですね・・・どんな購買層なのか想像がつきません。多分、エンドユーザー向けではないのでしょう。

「特集、ことしの田植機」の中でPF20が取りあげられています。機械的特長と使用方法などが書かれています。この記事の載った雑誌、「機械化農業」とは不思議な雑誌ですね・・・PF20を買った人は取説や実機などがそこにあるわけで、これを見る必要がありませんから、どんな購買層なのか想像がつきません。多分、エンドユーザー向けではないのでしょう。もしくは、バイク雑誌のように買えないけど憧れている・・・とか、1台持っているけど他も気になる・・・ような人がかう雑誌なのかもしれません。

 

{特長} ①ばらまきマット苗を使用。 ②走行部は2輪駆動の自動スイング式を採用、耕深にあわせ適宜自動スイングすることにより、常時、適正な牽引力を保つ。 ③フロートが大きく、しかも自動スイングするため植付ける地面への接地圧が一定で、安定した植付け性能が得られる。

{特長}
①ばらまきマット苗を使用。
②走行部は2輪駆動の自動スイング式を採用、耕深にあわせ適宜自動スイングすることにより、常時、適正な牽引力を保つ。
③フロートが大きく、しかも自動スイングするため植付ける地面への接地圧が一定で、安定した植付け性能が得られる。

 

車輪の下にフロートをリンクを介してぶら下げ、フロートの浮力と抵抗が釣り合わせて接地圧を調整している感じなのでしょうか?

 

 

④サイドクラッチの使用により、一点旋回ができる。 ⑤走行中に車輪深さを調節することができる。 ⑥苗タンクを運転側に設けたことにより、苗補給が容易で、視界も広い。 ⑦分離刃により苗を分離し、地面に穴をあけ、その穴に押し込み植付けるので、植付け精度が高い。 ⑧4サイクル2.5psエンジンは、馬力に余裕があり、音も小さい。 〔仕様〕 機体寸法=全長194×全幅90×全高81cm 重量=65kg エンジン=4サイクルヰセキKF344、出力2.5ps、リコイルスターター始動 仕様苗=苗令2.0〜2.5葉、苗丈10〜18cm 栽植密度=2条並木植え、条間30(PF20Aのみ33)

④サイドクラッチの使用により、一点旋回ができる。
⑤走行中に車輪深さを調節することができる。
⑥苗タンクを運転側に設けたことにより、苗補給が容易で、視界も広い。
⑦分離刃により苗を分離し、地面に穴をあけ、その穴に押し込み植付けるので、植付け精度が高い。
⑧4サイクル2.5psエンジンは、馬力に余裕があり、音も小さい。
〔仕様〕
機体寸法=全長194×全幅90×全高81cm
重量=65kg
エンジン=4サイクルヰセキKF344、出力2.5ps、リコイルスターター始動
仕様苗=苗令2.0〜2.5葉、苗丈10〜18cm
栽植密度=2条並木植え、条間30(PF20Aのみ33)

 

このころの他社田植機は2サイクルエンジンだったのに対し、4サイクルエンジンを搭載していたのですね。また、苗タンクの傾斜や位置、確かにそのほうが扱いやすいです。と、なると、クボタやヤンマーの苗タンクの向きは何か強い制約があったということなのでしょうね。

 

トラクター狂さんは、その「ことしの田植機」の記事の中にヤンマーフロート式動力田植機FP2Bというのを見つけてくれました。

ヤンマーの田植機を見てみると、操作中に向こう側に回らないと苗を入れられません。もしかして「おかまわり」の人が苗を補給するため?

 

機械化農業 1972年3月号 特集 ことしの田植機 今から50年近く前の雑誌です。表紙はクボタのマット苗式SPS形の2条植えでしょうか?田植えお姉さんの微笑みが不気味で、それが当時らしく感じられます。

機械化農業 1972年3月号
特集 ことしの田植機
こちらはクボタの当時の田植機。同じく苗補給操作者と反対側からsうるようになっています。

 

それから、ヤンマーと同じく北海道用に条間33cmようにPF20Aというのが用意されています。条間33cmは末尾Aというのもヤンマーと同じですよね!

 

植付けの爪は今とかなり形が違い、どうもボックス状になっているようです。

植付けの爪は今とかなり形が違い、どうもボックス状になっているようです。

 

同じく着ぐるみもあるみたいなんです。見たことないなあ・・・

きょうはさなえちゃんの着ぐるみでおわかれです。また明日!

 

 

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