ほんのちょっとの差が大きい(人に変化があると自然も変わる)
今日はなんとなく近所に生える植物の話です。

葉っぱの数が多いような気もしますが、シャジクモの仲間でしょうか・・・
Wikipediaによると
シャジクモ(車軸藻、学名:Chara braunii)は、車軸藻綱に分類される藻類。湖やため池などに生育する。
となっています。

こんな感じの水草です。エビモはウィキペディアによると
エビモ (Potamogeton crispus) は、ヒルムシロ科ヒルムシロ属の水草。縮れた葉を持つ。
分布
南米以外の世界各地に分布する。北米では五大湖などに侵入し、侵略的外来種として扱われている。湖沼やため池、河川などに生育。水質汚濁には強い。
とありました。花も咲くそうです。

さらに記憶を辿ると、水路にホテイアオイがビッチリ・・・なんて時もありました。これは2010年の写真です。

ホテイアオイの花、結構きれいでしたね。今は水路で見かけることはありません。

そういえばヒシも見かけませんねえ・・・これは2012年の写真です。

用水路のあちこちに、このようなヒシの群生が見られたものですけど、除去したのでしょうね・・・
↑ヒシの用水路にカメラ突っ込んで、下がどうなっているのか見ましたっけ・・・

さらに思い出してみると、スライドモアを使わず、手刈りしていた時はノカンゾウもこんな感じで咲いていました。2011年の写真です。

2019年。機械の刈り残し部分の中にノカンゾウがあるのがわかるでしょうか?

機械で刈るようになってからノカンゾウは畦部分から次第に稲のほうに押しやられてしまっています。稲穂と一緒に揺れるオレンジの花。

それから、今すごくアクセスが多いナツズイセンも2016年以来確認していません。(タイミングが悪いのかもしれませんけど)

水辺の際、スライドモアが届かないあたりに生えています。ナツズイセンはウィキペディアで調べてみると
ナツズイセン(夏水仙、学名: Lycoris squamigera)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。
和名は、葉がスイセンに似ていて、花が夏に咲くことから。また、花期に葉がないことから、俗に「裸百合」とも呼ばれる。
地下に鱗茎を持つ。
秋から翌年の春にかけてスイセンに似た葉を出す。
8月中旬から下旬に鱗茎ひとつに対して1本、60cmほどの花茎を伸ばし、ピンク色の花を咲かせる。花茎が伸びる頃には葉は残っておらず、花茎と花だけの姿となる。

訂正です!
写真を確認したら、去年(2018年)水路脇でナツズイセンを確認していました。

これまでの話を受けて大場町島地区の絶滅危惧種、日本ハッカに続きます。野生のハッカのバックアップとして庭の隅に植えている日本ハッカなのですが、これは2017年の写真です。
草刈りのタイミングが少しズレたり、水路を塞ぐので撤去したり、草刈りをする機械が変わったり・・・ほんのちょっとの人間の変化に、植物がすごく反応しているのに驚かされます。
今どんなに茂っていても、ヒトを含めた環境がちょっと変わっただけで次の年はわからない・・・そんな気がします。
今僕が目にしている光景は「それしかない!」というバランスの上に成り立っていて、次の年はまた別のバランスの上にある。そういうことなのでしょう。
今日はこんなところです。また明日!
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2019年8月30日 7:39 AM | カテゴリー:水戸市大場町島地区の植物、動物 | コメント(0)