同じ製品でも40年経つと別人、方向性が違う!(悪い意味でなく)三菱D1300「撮りトラ」

今日は中古車屋さんで見た三菱トラクターD1300マイサン「撮りトラ」です。D1300は3台目・・・1975年の発売から40年も経つと3者3様・・・そんな違いを比べてみます。

 

三菱トラクターD1300です。各種資料の合わせ技でわかることでは、三菱の年表によると1975年〜1977年製造。tractordata.comによれば2気筒エンジン、軽自動車登録資料では発動機の型式は三菱KE70、669cc13馬力/2700rpmということがわかります。

今回僕の見た三菱トラクターD1300です。各種資料の合わせ技でわかることでは、三菱の年表によると1975年〜1977年製造。tractordata.comによれば2気筒エンジン、軽自動車登録資料では発動機の型式は三菱KE70、669cc13馬力/2700rpmということがわかります。このショットで僕が気になったのはハンドルです。カートのハンドルか、それとも乗用車の車外パーツか、小径ハンドルが付いています。

 

拡大してみます。かなり小さい径のハンドルです。D1300ってパワステなんでしょうか???

拡大してみます。かなり小さい径のハンドルです。D1300ってパワステなんでしょうか???

 

後ろから見た図です。ハンドルが小さいことがわかりますね。

後ろから見た図です。ハンドルが小さいことがわかりますね。

 

パワステじゃなかったとしたら、相当運転し辛かったでしょうね・・・しかし、そうであったとしても当人の美意識か、もしくはここではわからない事情によって、このハンドルはここにいるわけです。

パワステじゃなかったとしたら、相当運転し辛かったでしょうね・・・しかし、そうであったとしても当人の美意識か、もしくはここではわからない事情によって、このハンドルはここにいるわけです。操作性はわかりませんが、見た目はスッキリしていてこれはこれでアリなのだ・・・と思います。

 

さすがにメーカーのブースに置いてあるだけあって、隙のない仕上がりぶり。どこも凹んでいるところはありません。

第34回国際農業機械展in帯広の三菱農機ブースで見た、フルレストアされた三菱トラクターD1300マイサンと比べてみましょう。さすがにメーカーのブースに置いてあるだけあって、隙のない仕上がりぶり。どこも凹んでいるところはありません。ハンドルはやっぱり大きいですね。そして細い。色の違いにも注目です。

 

 

僕の見たD1300マイサンはその赤がすっかり抜けてしまっています。外装は再塗装したようですが、同じ再塗装でも三菱本家の再塗装とは色の解釈が違います。どちらが正しいか・・・というより、両者が思うD1300の「心の色」が違うのだと思います。その違いがすごく興味深いです。

僕の見たD1300マイサンはその赤がすっかり抜けてしまっています。外装は再塗装したようですが、同じ再塗装でも三菱本家の再塗装とは色の解釈が違います。どちらが正しいか・・・というより、両者が思うD1300の「心の色」が違うのだと思います。その違いがすごく興味深いです。

 

トラクター狂さんが送ってくれた雑誌の切り抜きです。ブルーが変えた若者のハート。と書いてあります。

以前トラクター狂さんが送ってくれた雑誌の切り抜きです。ブルーが変えた若者のハート。と書いてあります。赤ベースでずっときていた三菱のトラクターが、青年、青空、カタログスペックをキーワードに、若者をターゲットに青いトラクターで打って出たのでしたよね。これが当時の色だったとすれば、今の三菱の人達はD1300に青空のように高いスカイブルーを連想し、僕の見たD1300を作った人は海のように深いディープブルーを連想した・・・そんなところでしょうか。(本当は家にその色のペンキがあったから・・などという理由かもしれませんが)

 

これはTさんのマイサンD1300です。なんだかブルトラに似てますね。

そしてこちらは以前Tさんに送ってもらったマイサンD1300です。ちょうどカタログのモデルが色あせた感じで、塗装はオリジナルのままですよね。

 

三菱トラクターD1300。2気筒エンジンでとにかくコンパクトなトラクター。もしかして対流式の水冷だったりしたら車体の割にラジエターも大きくしなくちゃいけないから、必然的にマークなどは眉間に置くしかなくて顔も似てきちゃうのかもしれません。

三菱バッジが色あせてしまうのは全国共通でした。

 

いきなりブレブレの写真でごめんなさい。三菱のブースに入ってすぐのところにありました。大きくD1300、1975年製造・・・とあります。43年前、展示会で新車を見ているイメージです。

40年も前の機体の全ての部品をオリジナルで維持しようとすれば、費用的にも大変なことになります。働くクルマですから費用対効果の部分で目をつぶることも出てくると思います。
塗装は手元にあった間に合わせの「心の色」で仕上たのに、ハンドルだけはどうしても小径ハンドルにしたかったりするかもしれません。メーカーが発売当時の姿を再現するためにピカピカにレストアしたり、外見はボロボロでも、中身に常に手を入れて臨戦態勢を整える主義があったり・・・生まれた時は同じでも、今やすっかり使い手と同化したそれぞれの個性を持っていると言えますよね。
おもしろいなあ・・・よくクルマやバイク、トラクターなどで一つの機種のユーザーミーティングがありますけど、そんな個性を見て楽しんでいるのでしょうね。

 

今日はこんなところです。また明日!

 

 

 

 

 

 

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