8人兄弟の末っ子・・・写真1枚だけですけど・・・ヰセキTS3110「撮りトラ」

ヰセキTS3110はカタログによると、(まずご利用条件に同意する必要がありますが、WEBサイトで取説とカタログを同時に見ることができます)3AD1型水冷4サイクル3気筒ディーゼル、1498cc31馬力/2600rpmとなっています。ヰセキの青いTSはフロントローダー装着率、高いですねえ・・・

今日は写真が一枚しかないのですが、北海道の中古ヤードで見た、イセキのTS3110「耕太」31馬力「撮りトラ」です。

 

ヰセキTS3110はカタログによると、(まずご利用条件に同意する必要がありますが、WEBサイトで取説とカタログを同時に見ることができます)3AD1型水冷4サイクル3気筒ディーゼル、1498cc31馬力/2600rpmとなっています。ヰセキの青いTSはフロントローダー装着率、高いですねえ・・・
ヰセキTS3110はカタログによると、(まずご利用条件に同意する必要がありますが、WEBサイトで取説とカタログを同時に見ることができます)3AD1型水冷4サイクル3気筒ディーゼル、1498cc31馬力/2600rpmとなっています。ヰセキの青いTSはフロントローダー装着率、高いですねえ・・・

 

少し写真を拡大します。フロントローダーのフレームに切り欠きが入ってマフラーを避けています。大抵は黒いマフラーがそのまま付いているのに、この機体はクロームのヒートガードが目立ちます。社外品なのかな? それから相馬神社のシール。なぜか北海道には相馬神社、多いみたいです。ネットで検索すると一番多いのは北海道、次いで福島県、そして茨城県です。
少し写真を拡大します。フロントローダーのフレームに切り欠きが入ってマフラーを避けています。大抵は黒いマフラーがそのまま付いているのに、この機体はクロームのヒートガードが目立ちます。社外品なのかな?
それから相馬神社のシール。なぜか北海道には相馬神社、多いみたいです。ネットで検索すると一番多いのは北海道、次いで福島県、そして茨城県です。

 

農研機構のサイトTS3110LFという登録名を見つけることができました。生まれは1978年です。
農研機構のサイトTS3110LFという登録名を見つけることができました。生まれは1978年です。

 

井関農機の社史である『井関農機60年史』によれば、TSのラインナップは昭和50年(1975年)にそれまでの赤いものから青くモデルチェンジして、TS1610/TS1910/TS2210/TS2510/TS2810になり、それに同じく昭和50年(1975年)にTS3510が加わりました。

 

そして昭和52年(1977年)にTS2205/TS3110を加えた8機種のTSシリーズの完成ということになったようです。

 

写真が一枚しかないのにもかかわらず今日取りあげたのは、この青いTS「耕太」、けっこう兄弟がいるんだな・・・と思ったからです。8人兄弟じゃないですか!

 

これまでに見た耕太兄弟は・・・

 

TS2210耕太

 

イセキTS2210は実機で確認はしていないんですけど、tractordata.comによればディーゼル2気筒22馬力/2600rpm。 農研機構の登録で見てみると、TS2210の記載はなく、近いものとしてTS2510やTS2810が1976年の登録です。ですからこのあたりの年代のものではないでしょうか?
茨城県結城市の結城ローダーを装着したTS2210耕太。昭和50年(1975年)に生まれた5つ子の内の1人です。

 

イセキTS2210は実機で確認はしていないんですけど、tractordata.comによればディーゼル2気筒22馬力/2600rpm。
「ユーキローダー」付きヰセキTS2210。マフラーはこっち向いてますね。

 

TS2510耕太

 

なぜかライトが割れちゃってます。他のところは何ともないのに(特にシートなどはピッカピカ)ライトが割れているだけで「ヤサグレ感」満点です。
昭和50年(1975年)に生まれた5つ子の内の1人、TS2510「耕太」です。

 

TS2510「耕太」は、おなじみの農研機構のサイトでは登録が1976年。tractordata.comでは1200cc3気筒ディーゼル25馬力とありますが、どうも2気筒エンジンのようです。
TS2510「耕太」。顔は兄弟ですから皆同じですけどね。

 

TS2810「耕太」

 

発売は1975年か1976年か1977年あたり、二輪駆動の3気筒1,463ccディーゼルエンジン、28馬力/2600rpmの青いトラクターです。
同じく5つ子の内の1人、TS2810「耕太」です。二輪駆動の3気筒1,463ccディーゼルエンジン、28馬力/2600rpmの青いトラクター。

 

発売は1975年か1976年か1977年あたり、二輪駆動の3気筒1,463ccディーゼルエンジン、28馬力/2600rpmの青いトラクターです。
TS2810「耕太」。マフラーにヒートガードは付いていません。

 

TS3510「耕太」

 

TS3510は3AB13気筒1777ccディーゼル、35馬力/2400rpmとなっています。
TS3510「耕太」は5つ子のすぐ後、同じ昭和50年(1975年)に生まれたすぐ下の弟・・・3AB13気筒1777ccディーゼル、35馬力/2400rpmとなっています。

 

ホームセンターで「大体こんな色だろう」とスプレー缶を買ってきたのは良いけど、実際に塗り始めたら思ったより濃くて焦ったの図・・・という感じです。図らずも青の迷彩になってしまった経緯、目に浮かぶようです。機械を大事にするんですが、若干計画性に欠け、楽天的な性格の持ち主さんだったのでしょう。
TS3510「耕太」。もちろん兄弟ですから同じ顔です。

 

このように振り返ってみると、TS1610とTS1910、小さな馬力の青いTSとTS2205だけ見ていないことになります。この2台、見たいな・・・ということをちょっと感じて、今日は写真一枚だけにもかかわらずTS3110を取りあげたのでした。

 

今日はこんなところです。また明日!

 

 

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。