あんなサイズ感かぁ!超幅狭のJB13と同じくらい。クボタL13GR「昔のカタログ」

今日も昨日からの続き・・・札幌農学校第二農場で見た、クボタトラクター最初のL型、L13GR、L170R「昔のカタログシリーズ」です。

めったにお目にかかれるものではない貴重なもの・・・しかし、誰もが現地に見に行くことはできないと思うので、読める範囲で引き写してみます。
めったにお目にかかれるものではない貴重なもの・・・しかし、誰もが現地に見に行くことはできないと思うので、読める範囲で引き写してみます。それにしても文字が多い!
新設計の水冷4サイクルディーゼル採用 ■小型ながら本格的なトラクタL13GR様として特に設計しました。トラクタ用としては最高に軽く、世界二も誇りうる高性能ディーゼルです。 ■クボタ独自の休憩燃焼室を採用していますから燃焼効率が高く、燃料の消費も少なくてすみます。 ■機関各部は、オール密閉式で、代かきの際に泥水がかかっても平気です。 ■寒冷時でも始動性がよく、低速でのトルクが大きい、粘り強く強力なディーゼルです。 ■エンジンと車体は直結していますから、ベルト駆動よりも動力の伝達効率が良好です。
新設計の水冷4サイクルディーゼル採用
■小型ながら本格的なトラクタL13GR様として特に設計しました。トラクタ用としては最高に軽く、世界にも誇りうる高性能ディーゼルです。
■クボタ独自の休憩燃焼室を採用していますから燃焼効率が高く、燃料の消費も少なくてすみます。
■機関各部は、オール密閉式で、代かきの際に泥水がかかっても平気です。
■寒冷時でも始動性がよく、低速でのトルクが大きい、粘り強く強力なディーゼルです。
■エンジンと車体は直結していますから、ベルト駆動よりも動力の伝達効率が良好です。

一番最初に来るのはエンジン・・・というのが興味深いです。「誇りうる」という言い回しが若干控えめ。「誇る」じゃないところがいいですね!

稲作を想定していますから泥水対策と、やはり「軽量」ということがポイントで、単気筒エンジンが採用されたのでしょうね。今聞いたら「何のこと?」となりそうな、「エンジンと車体は直結していますから、」という乗用耕耘機を意識した部分も時代を感じさせます。

次にくるのはロータリーです。

あらゆる作業に能率がよいロータリ
■ロータリは、センタードライブ式で、効率のよい直結形です。
■耕うん幅は、1,120ミリ(約3.7尺)で非常に広く、後輪タイヤ幅よりも広いので車輪アトも残らず、アゼぎわ耕うんもきれいにできます。
■ロータリの脱着は簡単に行なえます。取外しても油もれするようなことはありません。
■ロータリの軸爪回転は、車速に関係なく4段に変速できますから、お望みの回転を選ぶことができます。
■トレーラの牽引は、ロータリ装置を取外すことなく行なえますから非常に便利です。

動力伝達部分・・・短い距離なのにずいぶん急な角度を取れるものなのですね。
これは世界初、耕深自動制御のL1501ACのロータリ部分ですが、直結形ってこんな感じでしょうか・・・ユニバーサルジョイントを介さないで・・・ってことなのでしょうね。

次は車両のコンパクトさを謳っています。

狭い水田や畑でも能率の上がる足まわり
■車輪幅が前輪で790ミリ、後輪で780ミリになりますから狭い農道でも楽に走れます。
■デフと左右独立のブレーキによって片側の車輪を止め、それを中心に一点旋回できますから、軟弱な水田でも隣接耕うんが容易に行なえます。

今まで人力や蓄力での作業をトラクターに置き換える・・・ということでこのようなサイズになったのかもしれません。これ、よく考えるとものすごく幅が狭いです。以前見て驚いた、JB13とあまり変わりません。

770ミリってすごいですよ!
奇しくも同じ13馬力。しかし、今やこの幅はめったにお目にかかれないものとなっています。畦を跨ぐための770ミリ。
なんとも愛らしい姿! そして前タイヤの幅にきっちりすべてが納まった感じ! クボタ BullStar EXTRA 超幅狭トレッド仕様 JB13XN 価格¥1,258,200 うね間に入れるタイヤ通過外幅 770mmで乗用化を実現!! 水冷4サイクル3気筒立型ディーゼル(E-TVCS)719cc 13.5馬力
前タイヤの幅にきっちりすべてが納まった感じ! クボタ BullStar EXTRA 超幅狭トレッド仕様 JB13XN 価格¥1,258,200 うね間に入れるタイヤ通過外幅 770mmで乗用化を実現!! 水冷4サイクル3気筒立型ディーゼル(E-TVCS)719cc 13.5馬力 L13GR、相当小さいですね・・・冒頭の緒形拳さんの写真はL20ですが、もしかして緒方さん、相当小柄(L20のサイズがよっぽどL13GRと違わないかぎり)かも。

そしてカタログ最後はその他

その他
■作業機の昇降は油圧式で、油圧ポンプはエンジンに直結していますから、エンジンが回転している限りクラッチペダルを踏んでも作動します。
■車種は農耕用小型特殊自動車ですから届け出が簡単です。
■特別付属品の3点リンクを使用することによってプラウ、スキなどの使用もできます。

プラウやスキは3点リンクが必要だけど、ロータリーだと3点リンクは必要ないんですね。

今日は時間がないのでここまでです。まだ続きます。また明日!

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