「青空の下の青年のような青いトラクター」40数年後の青空の下で・・・三菱DトラD2500「撮りトラ」

今日はhokkaidoujinさんの案内の中古車屋さんで見た、三菱トラクターD2500「撮りトラ」です。

 

三菱D2500です。目が飛び出してしまってすっかりヤサグレ感が出ていますが、実はそこ以外は程度が良く、各部は現役コンディション。1台だけ他と離れて置かれ、解体されるのか、それとも輸出されるのか、不安いっぱいで沙汰を待っている感じです。
三菱D2500です。目が飛び出してしまってすっかりヤサグレ感が出ていますが、実はそこ以外は程度が良く、各部は現役コンディション。1台だけ他と離れて置かれ、解体されるのか、それとも輸出されるのか、不安いっぱいで沙汰を待っている感じです。

 

油洩れも少なく、手もあちこちに入っていそう・・・エンジンは水冷2気筒1360ccディーゼル、25馬力/2500rpmとなっています。今まで調べたかぎりだと、D2500は1974年〜1975年の2年間だけ製造され、その後D3000にバトンタッチされたようです。
油洩れも少なく、手もあちこちに入っていそう・・・エンジンは水冷2気筒1360ccディーゼル、25馬力/2500rpmとなっています。今まで調べたかぎりだと、D2500は1974年〜1975年の2年間だけ製造され、その後D3000にバトンタッチされたようです。

 

三菱農用トラクタ D2500 三菱M63型 25馬力/2500rpm 1,360cc 小型特殊自動車 運輸省型式認定番号 農860号 三菱 M63型
三菱農用トラクタ
D2500
三菱M63型 25馬力/2500rpm 1,360cc
小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農860号
三菱 M63型

 

この色の切りかえ、もっと大きいのではどうなっていたのでしょう。これを見る限りD2500は顔が白、シートクッションは黒ですね。「青年のような青いトラクター」と「トラクターは機械です。 数字がその実力を正直に語ります。 トラクターは数字で選びましょう。」というところは他と変わっていません。
雑誌の切リ抜きです。思えばこのD2500は赤いRシリーズからDシリーズになり、青く塗られるようになった初期のモデルで、「青」というものを前面に押し出して売られていました。青と言えば「青年」、青のさわやかなイメージとカタログスペックで若者をターゲットにしているようでした。

 

こちらも同じく雑誌の切リ抜きです。なんだか広告を出すたびにメインのコピーを変えていたんですね。青空の下の青いトラクター。「青」という文字を必ず入れる縛りで文句を考えていたということがわかります。よっぽど「青」を売りたかったのでしょう。他の数字で選ぶというコンセプトは共通です。
こちらも同じく雑誌の切リ抜きです。なんだか広告を出すたびにメインのコピーを変えていたんですね。青空の下の青いトラクター。「青」という文字を必ず入れる縛りで文句を考えていたということがわかります。よっぽど「青」を売りたかったのでしょう。他の数字で選ぶというコンセプトは共通です。

 

時は流れ、同じ青空の下で当時の青年は何を想うのでしょう。 ただひとついえるのは、明らかに新車より今のほうが「カッコイイ」ってことです。もしかしたら古いものを見すぎて頭がおかしくなっちゃったのかも・・・
時は流れ、当時の青年はもういい年です。同じ青空の下で何を想うのでしょう。
ただひとついえるのは、明らかに新車より今のほうが「カッコイイ」ってことです。もしかしたら古いものを見すぎて頭がおかしくなっちゃったのかも・・・

 

この機体のリヤホイールはツートンカラーになっていますね。オリジナルは全部青のようですけど、これはこれでカッコいいです。
この機体のリヤホイールはツートンカラーになっていますね。オリジナルは全部青のようですけど、これはこれでカッコいいです。

 

雲の合間から青空ものぞいていますが、日差しがありながらも時おり雨が降ってくるようなお天気。なぜか寂しげな雰囲気が漂います。
雲の合間から青空ものぞいていますが、日差しがありながらも時おり雨が降ってくるようなお天気。なぜか寂しげな雰囲気が漂います。

 

時は経ったけれどもまだまだ働けそう。たとえそれが日本でなくても働く場があると信じたいです。
時は経ったけれどもまだまだ働けそう。たとえそれが日本でなくても働く場があると信じたいです。

 

今日はこんなところで・・・また明日!

 

 

 

 

 

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