ロボット時代のスタート!ヤンマー・ロボットトラクター YT5113A,YUQR-R「撮りトラ@ダイナミックフェア2018」
今日はMさんに連れて行ってもらったダイナミックフェア2018(JAグループ茨城の第44回農機・生産資材大展示会+同時開催の中古農機展示即売会)で見た、ヤンマーのロボットトラクターYT5113A,YUQR-R「撮りトラ」と、オート田植機YR8D,XU-ZFTです。

ロボットトラクター YT5113A,YUQR8-R(無人)
価格 ¥15,125,400
【直進モード】
枕地までの直進作業を自動運転
【オートモード】
旋回・作業機昇降・PTO入切なども自動化
安全センサー
オートトラクター YT5113A,YUQR8-A(有人)
価格 ¥13,591,800
【直進モード】
枕地までの直進作業を自動運転
【オートモード】
旋回・作業機昇降・PTO入切なども自動化
う〜ん・・・オートトラクターは安全センサーがないだけなの??値段の差は153万円。ひと一人153万円かあ・・・とにかく、参考出品ではなく売られているようです。ついにここまで!

比較のために2年前の写真ですが、似たようなものを引っぱりだしてきました・・・ヤンマートラクター YT5シリーズ? YT5113 YT5113,YUQR8 価格¥10,805,400 HMT無段変速オートマ感覚 カラーモニタ ノークラッチブレーキストップ 吊り下げオート制御 サブコン2連 SAスマートアシスト e-control E/G回転&車速自動制御 倍速+オートブレーキ チョイ上げチョイ下げ A/Bモード自動切替 プレミアム点検パック

ロボットトラクター YT5113A,YUQR8-R
価格 ¥15,125,400
オートトラクター YT5113A,YUQR8-A
価格 ¥13,591,800
サービスの内容も違うので何とも言えませんが、その差額、無人化、自動化のコストはかなりのものです。それだけに人件費って、お金だけ考えるとトラクターを無人化してすごいお金を払ったりしてもペイする大きな負担ということになります。人件費にはその裏に、そのお金で生活している「人」がいる・・・という意味もありますけど・・・ああ、なんでもかんでも人を切っちゃえというわけではなく、人手不足という背景もありますよね。

ヤンマー田植機
8条植 密苗 田植機 21.3馬力
YR8D,XU-ZFT 参考出品
HMT無段変速 ◯◯アシスト機能 V字型すこやかロータ 3気筒ディーゼルエンジン ペダル変速 疎植対応 ちょっと色々読めません。

拡大してみます。どうも値段が書いてあったようです。何枚もテープを貼って隠しているので見えません。でも、下に少しはみ出して消費税抜きの値段があることがわかります。もちろん3ケタ万円。下側がラウンドした数字の形からすると・・・3とか8とか9とか?

型番は違いますが、以前見たヤンマー高速8条植え乗用ディーゼル田植機 YR8D,XU-ZF 価格¥4,125,600 3TNM72型水冷4サイクル3気筒立形ディーゼル903cc21.3馬力/3200rpm なんと施肥機付きで889キロというヘビー級。WEBページには標準仕様のXU-Zと密苗仕様のXU-ZTというのしかなく、このXU-ZFという仕様がどういうものかはわかりませんでした。
参考出品の田植機はまさか↑この田植機よりは高いでしょう・・・ということは、消費税抜きの一番上の数字が3ということはなさそうです。
となると8か9、つまり、もしかしてもしかすると驚きの800万円台とか900万円台の可能性もなきにしもあらずです。(あくまでも僕の想像で、これは単なる書き間違いで全く外れているかもしれません。)

その下のPOPには2019年春、オート田植機デビューと書いてあります。よく見ると自動旋回と自動直進できるように書いてあります。今までの直進アシスト田植機から一歩進んだ形になるのかもしれません。
ちょっと気になるのはRTK-GNSSを採用というところ。なんのことでしょう?
調べてみると、国土交通省のサイトににGNSS | 公共事業における情報化施工の概要というページがあって、そこで説明されていました。どうもデータを利用した施工、i-constructionというものを国で推進?しているみたいですね。
あらためて「キネマティックってなんだ?」と思ったので調べると、形容詞で【物理学】 運動学的な[上の].という感じなので、なんとなくリアルタイムに位置を測る・・・という意味なのだと理解しました。

また、同じく国土交通省のサイトにRTK-GNSSの利用拡大に向けてというpdfも見つけました。
ロボットトラクターやロボット田植機・・・どちらも素晴らしいです! それと同時に宇宙・軍事技術、宇宙空間、無線通信技術、各種制御技術、それらを総動員しても、まだ完全に人一人削減できていないことに気がつきます。
トラクター作業であれば、トラクターの車庫から走り出して圃場へ行き、そこで作業して帰ってくるという一連の流れをこなせてこそ・・・まだそこまで行っていません。いや、コストを考えなければ行けるのかもしれませんが・・・
これからのロボット技術に期待ですね!
きょうはここまでです。また明日!
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