1/6.7スケールモデル欲しー!スーパー・ランディーニ「撮りトラ@イタリア」

今日は昨日の続きでLandini スーパー・ランディーニ、イタリアからの「撮りトラ」です。

 

これがそのランディーニ。ランディーニといえばマッセィファーガソンやイセキでおなじみのイタリアの会社ですね!鉄車輪でずいぶん古そうです。ずいぶん昔からトラクターを作っていたんですね。
これがそのランディーニ。スーパー・ランディーニという1939年のモデルだと思われます。スーパーランディーニは2ストローク単気筒ディーゼル12200ccで、45馬力というモンスターマシン。ランディーニ(Landini SpAはイタリアの長靴の根元あたりにある、Fabbricoという街で1884年にジョバンニ・ランディーニによって創立された農機メーカーだそうです。

 

ああ!水はラジエターのキャップを開け、水を入れるると、まずストンとシリンダーに落ちるんだ!そのあと熱くなった水が上に上がってラジエターで冷される・・・これがもし立形エンジンだったら自然循環式の水冷だと難しいですね。シリンダーが寝ているのはこういう理由だったんだ!
ネットで見つけた写真です。昨日この写真を見て、焼玉部分にパイプが繋がっているので、水を入れるると、まずストンとシリンダー廻りに落ち、そのあと熱くなった水が上に上がってラジエターに上がり、ファンで冷される構造になっていると気がついたのですが・・・

 

さらにネットで写真を探してきました。

 

これは焼玉(シリンダーヘッド)を外した状態の写真だと思うんです。ヘッドのほうにまで水が廻る、本格的な構造だったことがわかります。
これは焼玉(シリンダーヘッド)を外した状態の写真だと思うんです。ヘッドのほうにまで水が廻る、本格的な構造だったことがわかります。その上ですぐにラジエターコアに繋がるようです。

 

これが少し上から見た写真。シリンダーはジャブジャブ水に浸かっていたんですねえ・・・右脇にでっかいドレンコックが見えます。メンテナンスは楽そうです。
これが少し上から見た写真。シリンダーはジャブジャブ水に浸かっていたんですねえ・・・右脇にでっかいドレンコックが見えます。メンテナンスは楽そうです。

 

ウロウロしているうちにこんなサイトを見つけちゃいました。スーパーランディーニの1/6.7モデルを作っています。何台か作っているところを見ると、販売していると思うのですが・・・
ウロウロしているうちにこんなサイトを見つけちゃいました。スーパーランディーニの1/6.7モデルを作っています。何台か作っているところを見ると、販売していると思うのですが・・・

 

これがめちゃめちゃ凄いです。キャスト部品を多用した重量感溢れるモデル。模型と言うかホンモノです。
これがめちゃめちゃ凄いです。キャスト部品を多用した重量感溢れるモデル。模型と言うかホンモノです。

 

銘板に二枚重ねのシートスプリング。シフトパターンまで!
銘板に二枚重ねのシートスプリング。シフトパターンまで!

 

ちゃんと変速できるのではないでしょうか?
ちゃんと変速できるのではないでしょうか?

 

焼玉部分もちゃんとできています!
焼玉部分もちゃんとできています!

 

塗装前のキャスト部品でしょうか・・・さすが2スト単気筒。部品点数が少ないですね。
塗装前のキャスト部品でしょうか・・・さすが2スト単気筒。部品点数が少ないですね。

 

大きさが実感できなかったのですが、この写真を見ると何となくわかります。
大きさが実感できなかったのですが、この写真を見ると何となくわかります。

 

おおー!
おおー!

 

ファンもちゃんと付いてる!エンジンも動くのだろうか?
ファンもちゃんと付いてる!エンジンも動くのだろうか?

 

 

もう自分が作ったわけでもないのに「見て!」「見て!」と言いたい気分です。
もう自分が作ったわけでもないのに「見て!」「見て!」と言いたい気分です。

 

箱も
箱も

 

スキがありません。
スキがありません。

 

すごいなあ・・・これを作るのに何年もかかったみたいだけど、楽しそう。
すごいなあ・・・これを作るのに何年もかかったみたいだけど、楽しそう。

 

きっとホンモノがカエルくらいのお値段なんでしょうね。でも、ホンモノの新品はもう買うこともできません。
きっとホンモノが買えるくらいのお値段なんでしょうね。でも、ホンモノの新品はもう買うこともできません。

 

こういうのができるのも、資料があるからですよね。日本の製品についてモデラーは、資料を手に入れることができているだろうか・・・
こういうのができるのも、資料があるからですよね。日本の製品についてモデラーは、資料を手に入れることができているだろうか・・・

おまけ

 

ネットで見つけた写真です。レースかなにかをやっているのかと思って興味を惹かれました。調べてみると、これはランディーニブランドの誕生130周年をランディーニが所属するArgo Tractors Groupが開催した、130時間耐久テストの写真なんだそうです。(Argo Tractors GroupとはLandini,McCormick,Valpadanaと、僕にはなじみのないトラクターブランドの集合体でした。)
ネットで見つけた写真です。レースかなにかをやっているのかと思って興味を惹かれました。調べてみると、これはランディーニブランドの誕生130周年をランディーニが所属するArgo Tractors Groupが開催した、130時間耐久テストの写真なんだそうです。
Argo Tractors GroupとはLandini,McCormick,Valpadanaと、僕にはなじみのないトラクターブランドの集合体でした。)

 

「レースをやっている」と思ったのは、四駆のコースを使っているからなのでした。

 

そして、これは面白い試みで、『130時間で走った距離に1キロあたり1ユーロを協賛スポンサーが払い、集めたお金はランディーニのふるさと、イタリアのFabbricoに寄付する』というものでした。

130時間で走った距離は992km、平均速度は7.6km/h、トラックを171周だそうで、集めたお金は8,000,000ユーロですって!おもしろいですね!

 

 

 

 

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