投稿日: 2018年6月8日2018年6月8日シバウラSE7340T「撮りトラ」その2 今日は「撮りトラ」。hokkaidoujinさんのところで見た、シバウラトラクターSE7340T「撮りトラ」その2です。 型式RBX00-2272作動抵抗 635 mmH₂O赤のシグナルがサービスレベルに達した時エレメントを掃除し、その后“RESET”のボタンを押してシグナルを戻してください。とあります。なんだろう・・・インパネ廻りにあると言うことは運転の際に毎回チェックしなくてはならないような重要な指標なのだと思うのですが、この作動抵抗635 mmH₂Oという単位といい、掃除しなくちゃいけないぐらいのアナルグなパーツなのに電気的にリセットできるというのも不思議だし・・・と、昨日悩んだこの部品、液体が通るのではなく空気が通る部品でした。エアクリーナーの詰まりインジケーターだったんです。 これはネットで探してきた写真。掃除機には「ゴミがいっぱいになりました」インジケーターが付いていますよね。これはLED表示ですが・・・ 同じくネットで探した写真。ああ!確かに昔の掃除機はこんな風になっていました。フィルターが詰まったり、ゴミがいっぱいになると吸い込みが悪くなって中の玉が赤いレベルまで吸われて動くのでした。これと同じものがトラクターについていたとは!クリーナーが詰まるというのは喜ばしいことではないですが、現在あまりポピュラーな計器ではないですよねえ・・・ あらためましててシバウラSE7340Tです。農研機構の登録は1979年。tractordata.comではシバウラ LER1103T 3気筒 3.4リッター ディーゼルターボ 73馬力/2200rpmとなっています。 先日の1984年誕生、日の本トラクターE324では精悍な角形ライトということがセールスポイントになっていましたが、このシバウラは四角を基調としたスタイルでありながらヘッドライトは丸形。この時代は角形ライトを使いたくても使えなかったか、こだわりの丸目なのか・・・ やっぱり仕事のクルマなんだから、かわいらしいのは×ということでしょうかね。 裏側が見られたのでパチリ。以外とコンパクト。トラクターはすごく大きいのに。 押し出し感強めのロゴ。緑の部分が引っ込んでいるようなデザインですが、何を表しているのでしょう・・・ おお!日本ドナルドソンのエアクリーナー。前に見たことがあります。 クボタ新型ジェネストM115GEにもドナルドソンのエアクリーナーが採用されていました。 調べてみると1964年創業のフィルターの会社です。元々は1915年にアメリカはミネソタ州で、トラクターのフィルター製造から始まった会社のようですが、日本では産業機械のフィルターから手がけたようです。日本の昔のトラクターでは見かけたことがないような気がします。と、これは去年8月当時のコメント。でもちゃんとこんな昔から採用されていたんですね! “シバウラSE7340T「撮りトラ」その2” の続きを読む共有:FacebookTwitterPinterestLinkedInメールアドレスいいね:いいね 読み込み中…