ちょっとエイジングが効きすぎ?サーモンピンクのクボタSMZ95パワクロ「撮りトラ」

今日はhokkaidoujinのところで見た、クボタトラクターSMZ95「撮りトラ」です。

 

クボタSMZ95は農研機構の安全検定によると2007年度の登録。と、いうことはこの機体は古くて10年ほどの機体。
クボタSMZ95は農研機構の安全検定によると2007年度の登録。と、いうことはこの機体は古くて10年ほどの機体。

 

ちょっとサーモンピンクもしくはピンク色に見えるのは光の加減ではなく、色が褪せちゃっているんです。このやれ具合、キライじゃないんですがちょっと早すぎる感じがします。旧車の促成栽培・・・いや、いい感じなんですけど・・・
ちょっとサーモンピンクもしくはピンク色に見えるのは光の加減ではなく、色が褪せちゃっているんです。このやれ具合、キライじゃないんですがちょっと早すぎる感じがします。旧車の促成栽培・・・いや、いい感じなんですけど・・・

 

もちろんこれは最近のダメージジーンズとか年月を経た風合いに見せるためのペイントとは違い、実際に年月を経てのものですから愛せるんですけど。最近は、年月をお金で買うようなことになっていますからね。
もちろんこれは最近のダメージジーンズとか年月を経た風合いに見せるためのペイントとは違い、実際に年月を経てのものですから僕は愛せます。ちょっと早いのかな〜・・・というちょっとした違和感です。最近はその時間がもったいないと思うのか、いきなり使い込まれた状態で使いたい、身につけたいという短気な人が多いみたいで、年月をお金で買うようなことになっていますからね。

 

クボタトラクターL6060
そういえば以前見たL6060もこんなサーモンピンクに変色してしまっていましたね。家の近所で見かけるクボタのパワクロも、フェンダーがサーモンピンク化している個体を見かけます。

 

そういえばクボタの工場でこうやって屋外で暴露試験をやっているのを見かけたので、何が現在どのようになっているか把握していると思います。紫外線はお肌の大敵だけでなく、プラスチックや塗装にとっても大敵。特に赤系の色はやられやすいですよね。
そういえば以前、クボタ筑波工場での関東甲信越クボタグループ「元氣農業応援フェア」2016のときに、クボタの工場でこうやって屋外で暴露試験をやっているのを見かけたので、何が現在どのようになっているか把握していると思います。紫外線はお肌の大敵だけでなく、プラスチックや塗装にとっても大敵。特に赤系の色はやられやすいですよね。ホントすごいんだよなあ・・・紫外線。屋外に放置したバイクのプラスチックタンクなんてボロボロになっちゃいますもん。

 

屋外放置になりやすいトラクターのシートも、こうやってテストされていましたよ!
屋外放置になりやすいトラクターのシートも、こうやってテストされていましたよ!

 

スガノのアタッチメントが付いています。(ちゃんと名前があるのでしょうけど、僕がうろ覚えでテキトーなことを書くと、たいてい間違っちゃうので書きません)
スガノのアタッチメントが付いています。(ちゃんと名前があるのでしょうけど、僕がうろ覚えでテキトーなことを書くと、たいてい間違っちゃうので書きません)

 

で、そのスガノのせいで、こちら側から見るとSMZ95に羽が生えたように見えます。おもしろい!
で、そのスガノのせいで、こちら側から見るとSMZ95に羽が生えたように見えます。おもしろい!

 

 

 

 

ウインカーも作業灯もテールランプも何か書いてはあるんですが、メーカーはわからず。
ウインカーも作業灯もテールランプも何か書いてはあるんですが、メーカーはわからず。

 

クボタSMZ95パワクロは、クボタの取扱説明書pdfによればクボタV3800-T(ターボ)水冷4サイクル4気筒っ立形ディーゼルターボエンジン 95馬力2600rpmでした。
クボタSMZ95パワクロは、クボタの取扱説明書pdfによればクボタV3800-T(ターボ)水冷4サイクル4気筒っ立形ディーゼルターボエンジン 95馬力2600rpmでした。

 

たしかこれを【シナジー】と読ませていたように記憶しています。実際の綴りはsynergyみたいですから、究極の共同作用・・・みたいな造語なんでしょうね。
たしかこれを【シナジー】と読ませていたように記憶しています。実際の綴りはsynergyみたいですから、究極の共同作用・・・みたいな造語なんでしょうね。赤いスプレーは、サーモンピンクをどうにかしようとスプレーして取り返しのつかないことになった痕跡でしょうか・・・こういうところも人間化しているような感じがしていいですね!

 

10年ほど前の機体ですが現在のクボタ顔にかなり近いです。ただ、作業メガネをかけているみたいですけど・・・
10年ほど前の機体ですが現在のクボタ顔にかなり近いです。ただ、作業メガネをかけているみたいですけど・・・

 

今日はここまでです。また明日!
今日はここまでです。また明日!

 

 

 

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“ちょっとエイジングが効きすぎ?サーモンピンクのクボタSMZ95パワクロ「撮りトラ」” への4件の返信

  1. 野良犬さん おはようございます
    意図的陳腐化ですか、なるほど!
    僕は今のところ10年後に今の怖い顔のクルマ達がどんな風に見えるかを楽しみに待っています
    凄く昔のものでも古く見えないものもあるわけですし
    それがどんな共通項を持っているのかに興味があります
    今のところ突然飛び出し、エッジの効いた先駆者はそれほど古くさくならないけれど
    後追いで流行を作り出したほうは古くさくなるのではないか?と、思っています

  2. うちの地区のJAは作業請負専門の法人を下に持ってるんですけど。そこのトラクターがおく場所がなくて JAの低温倉庫や資材センターの駐車場に野ざらしされてたんですが…やはり新車から二年で樹脂パーツが色褪せてましたね。
    そのトラクターは青のイセキ。
    外車の色褪せなさ具合をみてると、国産は外見の意図的陳腐化(古くなったとおもわせて買い換えを促す)をやっていりんではないかと勘繰りたくなります(笑)
    ※自動車の四年毎のモデルチェンジなんかが意図的陳腐化の代表ですね。フォードかGMが買い換え促進のためみやりだした

  3. 野良犬さん こんにちは

    こういうのも日々改良しているでしょうから
    「色が褪せる」と皆にわかった時には既に違う材料になっているんじゃないかな・・・と想像します
    ホント、加速試験ってあてにならないですものね

  4. SMZ95だとニューじゃないマイチェン前だから、最終生産でも2010年。七年前ですね。
    にしての褪せてますね。いくら褪せやすいいろってもちょっとこれは…といいたい。クボタさんのはヤワなんじゃないかと。
    モデルチェンジ直前にかったうちのMZ655も四年目だけどリアのフェンダーちと褪せてきたし。農繁期の今くらいなんですけど野ざらし駐車してるの

    機械利用組合のジョンディア先生なんてしまう場所なくて五年は野ざらしにノーワックスなのに樹脂ボディの塗装褪せるどころかいまだにテカってるし。緑は褪せにくいっても、ガッカリしますよ

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