投稿日: 2018年2月19日多分以前はクボタコンバイン クボタC440もしくはG440、またはRX3250運搬車 今日もコンバインネタ。hokkaidoujinさんのところで見た、多分元はクボタコンバインの運搬車です。 これ、いいでしょう? 元はコンバインだったと思うんです。大きく全面にG1と書いてあるんで調べたみたのですが、ネットで見つかるのは正面の操作部分のガードがループアンテナ見たいな形のスカイロードG1なんちゃらという形ばかりで、ヘッドランプのないこの形は見つかりませんでした。 足元のシールを拡大してみます。刈取り条数が4条とありますので、4条刈りのコンバインを運搬車に改造したということがわかります。また、車両型式名はCもしくはG440というもので、区分はRX325、農機型式名はRX325・・・のあとに何か続きそうです。 コンバインの後ろって、取り払うとこんなに平らになるんですね。ぬかった畑などで収穫物を運ぶのによさそうです。 ここからも拡大してみます。う〜ん・・・RX3250かなあ・・・この機体、31馬力もあるんですね! 農研機構のコンバイン自脱型で登録を調べてみると、1984年にクボタRX3250というのが見えます。これじゃないのかなあ。 法庫.comというサイトでこんなものも見つけました。小型特殊自動車の型式を認定した件というタイトルで、クボタC440/刈取脱穀作業用自動車/クボタD1462/昭60・090(廃)平2・246という感じで載っています。昭和60年というと1985年。農研機構の登録が1984年ですから、どっちでも30年を越えたすごく古いコンバインだということはわかります。 エンジンはクボタD1462-DI-C 最大出力31PS 定格回転速度2900rpm 無負荷最高回転速度 3100rpm 小型特殊自動車の型式を認定した件でみたエンジン型式と同じですね。小型特殊自動車的にはこのコンバイン、C440と呼ばれていたようです。農機って担当の所轄によって名前を変えているんですね! 前が見やすいように・・・という配慮だと思いますが、あまりに開放的な運転席。座面がインパネよりも高い!加減速のショックで乗員が飛び出さないよう、黒いガードが付いているって訳でしたか。 スカイロードってここに名前が書いてありました。 運転席の写真、たくさん撮ってます。きっとすごく気に入ったのだと思います。何に使用するものか、僕にはわかりませんが、整然と並んだスイッチやメーター、レバーなどが妙にそそります。 で、特に気に入ったのがこの部分。ミニバイザー付きのメーター。なんでしょうね・・・シンメトリー好きの僕には、あってほしいところにちゃんと配置してある感じです。強いて言えばメーター前のスイッチなどの小さな7つのパーツブロックがメーターバイザーのセンターに入ってほしい・・・ とにかく今日はこの運搬車の小型特殊車としての車両型式名がC440といって、農機型式名はRX3250で、実際に販売されているときにはスカイロードなんちゃら(←ここはわかりません。クボタの取説サイトでは見つけられませんでした)という商品だったようです。 「田植機考古学」と同じくコンバインもきっと色々な種類があったと思いますが、情報が少なく調べるのには苦労しますね! 共有:FacebookTwitterPinterestLinkedInメールアドレスいいね:いいね 読み込み中…