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1月2018

メリーティラーのエンジン面白い!

北国の備えをしていない北国、水戸は寒波に襲われています。今朝起きたら部屋の温度は8度!あちこち割れて空気を吸いまくる1万3000円のストーブは燃費が悪く、一日で薪をバケツに三杯、灰にして暖をとっています。こんな寒さはここへ来てから経験していないかも。

ウチでバケツに一杯の薪というと、直径30センチ位、長さは45センチ位の丸太に相当します。3杯ですから直径30センチ位の丸太が135センチ。この調子で6ヶ月も燃したら立木が1本10mあるとして24本も消滅してしまいます。

もし、世の中に薪ストーブしかなかったら、あっという間にどこの山もハゲ山になってしまいますね。暖房ナシ、ただただ布団をかぶって寒さに耐える人、オール電化でエアコンの人、太陽光でエアコンをつける人、石油ストーブの人、いろいろあってよかった。エネルギー源の多様化ってヤツですね!

さて、終ったはずのメリーティラーの話ですが、Facebookで面白い画像を見せてもらいました。直接は関係ないかもしれませんが、週末なのでお許しを・・・

その画像です。

 

載っている写真はブリッグスアンドストラッティン8型を積んだメリーティラーのようですね。

『アメリカの小型トラクターという新農林社発行昭和31年の本にメリィティラーの紹介が少しだけ載っていました。』というコメント共に見せてもらった画像です。載っている写真はブリッグス&ストラットン8型を積んだメリーティラーのようですね。

 

ちょっと引用します

 

メリィ製作所株式会社
メリーティラー

Merry Mfg.Co,. P.O.BOX1078,Edmonds,Wash.
Merry Tiller

 

アメリカでメリーティラーを作っていた会社はワシントン州エドモンドのMerry Manufacturing Companyだったんですね!

なぜか0(ゼロ)からはじまっている項目にエンジンがあります。

 

0.エンジン

  • 0.0 形式:クリントン800級又はブリッグスストラットン8型 単気筒 空冷

  • 0.1 直径×衝程:クリントン 60.3×47.8 ブリッグス 57.15×50.8mm

  • 0.2 毎分回転数:定格3600 調速無負荷3600(クリントン,ブリッグス)

  • 0.3 排気量:クリントン136cc ブリッグス130cc

  • 0.4 出力:クリントン定格2 1/2馬力 ブリッグス定格2 1/2馬力

 

エンジン、探してみました。

 

右下のやつがクリントンの800級だと思うんです。タンクが丸いんで本に載っているものとは違いますね。

右下のやつがクリントンの800級だと思うんです。タンクが丸いんで本に載っているものとは違いますね。

 

これはブリッグス&ストラットンの8型だというのですが、これもタンクが丸いんですね・・・

これはブリッグス&ストラットンの8型だというのですが、これもタンクが丸いんですね・・・

 

更に調べてみます。1955年、ブリッグス&ストラットンのモデル8、取説です。ちょうどメリーティラーに載っていた頃のものですね!

更に調べてみます。1955年、ブリッグス&ストラットンのモデル8、取説です。ちょうどメリーティラーに載っていた頃のものですね!

おお!タンクが四角くて飛び出している!見せてもらった画像のメリーティラーのエンジンはブリッグス&ストラットンの8型に違いありません。

おお!タンクが四角くて飛び出している!見せてもらった画像のメリーティラーのエンジンはブリッグス&ストラットンの8型に違いありません。

 

ネットで探してきたのですが、これもブリッグス&ストラットンのモデル8あたりの画像です。なんか違和感があります。

ネットで探してきたのですが、これもブリッグス&ストラットンのモデル8あたりの画像です。なんか違和感があります。

 

その違和感はキャブレターにあった。

 

僕の見慣れているエンジンはキャブの下側はフロート室があって、その下にはドレンボルトがあるっきりです。このキャブレターは何か繋がっている・・・というかエアフィルターが繋がっています。

 

 

この映像を見ていると(というよりタイトルにも書いてありますが)UP DRAFTタイプのキャブレターというのがあったんですね!

「そんなの昔から知ってたよ」と言われても、これは僕のお話なんでご勘弁を。単車のエンジンなどで見慣れているのは横向きのやつなんで・・・確かに「ダウンドラフト」というのはちょっと聞いたことがあるような気がしましたが、アップドラフトとは・・・

 

見慣れないとヘンテコですよねメインジェットが斜めに入っているんです。

見慣れないとヘンテコですよねメインジェットが斜めに入っているんです。

 

どんな構造をしているんだろう・・・

 

構造図をネットで探してきました。なるほど!ガソリンはドーナツ状のフロート室に入っていて、そのドーナッツの真ん中の穴をエアがしたから上へ通り抜け、その途中にガソリンをピュッピュッて入れるから斜めなんだ!

構造図をネットで探してきました。なるほど!ガソリンはドーナツ状のフロート室に入っていて、そのドーナッツの真ん中の穴をエアがしたから上へ通り抜け、その途中にガソリンをピュッピュッて入れるから斜めなんだ!

 

ダウンドラフト、アップドラフト、そして僕にはおなじみの単車のキャブのスタンダードは「サイドドラフト」と呼ぶんですね!また一つおりこうになってしまった。

ダウンドラフト、アップドラフト、そして僕にはおなじみの単車のキャブのスタンダードは「サイドドラフト」と呼ぶんですね!また一つおりこうになってしまった。

 

ダウンドラフト

 

 

↑ウエーバーのダウンドラフトキャブをL20のダットラに付けているそうです。アイドリングの時はトラクターかと思ってしまった。

 

サイドドラフト

 

こちらは同じウエーバーでもサイドドラフトのキャブレターみたいです。

こちらは同じウエーバーでもサイドドラフトのキャブレターみたいです。

 

アップドラフト

 

 

↑1960’s Updraft Carb 8hp Briggs and Strattonとあります。馬力が大きいので8型ではないですが、同年代、同じ形でアップドラフトタイプのエンジンですね。

 

ブリッグス&ストラットンエンジン

 

ブリッグス&ストラットンエンジンは『部品に歴史あり!ヤナセ・スノースロワー88F』で見ました。
そこから引用してみます。

(さらに…)

細王舎のメリーティラーは「羊」と関係が深かった(つづき)

hokkaidoujinさんに連れて行ってもらった私設博物館で見た、メリーティラーMTG3型を調べていたらめんどくさい話になりました。

昨日はつんのめっていたのできっとわかりにくかったと思います。一晩経った頭で整理をしてみますね。

 

  • メリーティラーが日本に普及しだしたのは1950年代である
  • メリーティラーは(株)細王舎という川崎市の会社で作っていた
  • メリーティラーは日本製だけどアメリカの技術が導入されていた
  • しかし、メリーティラーがアメリカで生まれたという明確な記述はWEB上でまだ見つけられていない
  • メリーティラーは「1950年代後半にイギリス・バーミンガムのウォレスリー・シープ・シャーリング・マシン社によって作られていた」という記述を見つけた。
  • ウォレスリー・シープ・シャーリング・マシン社は1887年に創業された羊の毛を刈る機械を扱う会社で、現在でもロンドン証券取引市場に上場している。
  • そのウォレスリー・シープ・シャーリング・マシン社から派生したウォレスリー・モーター社という自動車会社があった。
  • ウォレスリー・モーター社は1914年に旧石川島重工業とライセンス提携を結んでいた。
  • メリーティラーシバウラのエンジンが搭載されたのは、そのような経緯があった所為だと考えることはできないか?
  • ウォレスリー・モーター社は1950年代にはすでにブリッティッシュ・モーター・コーポレーションの一員だった。
  • ブリッティッシュ・モーター・コーポレーションはウォレスリーの他にオースチンやMG、モーリスなどのブランドを抱えていた。
  • ブリッティッシュ・モーター・コーポレーションはナフィールドユニバーサル(トラクター)のナフィールド(戦車も作っていた!)も関係が深い

 

だいたいこんなところでしょうか・・・

今日はまずこれから。

「メリーさんの羊」という歌があります。もし羊といえば「メリーさん」というのがどこかで定着していたのなら、羊の毛を刈る機械を扱う会社が作ったティラーに「メリーさん」の名前をつける理由になりそうと考えて、まず歌詞を調べてみました。

Wikipediaによると・・・

 

メリーさんのひつじ(Mary Had a Little Lamb)は、19世紀のアメリカ合衆国に起源を持つ英語の童謡(ナーサリーライム、マザー・グース)である。

曲名は「メリさんの羊」とも表記される。

1.

  Mary had a little lamb
  Little lamb, little lamb,
  Mary had a little lamb
  Its fleece was white as snow.

2.

  Ev'rywhere that Mary went,
  Mary went, Mary went,
  Ev'rywhere that Mary went,
  The Lamb was sure to go.

3.

  It followed her to school one day,
  School one day, school one day,
  It followed her to school one day,
  Which was against the rule.

4.

  It made the children laugh and play,
  Laugh and play, laugh and play,
  It made the children laugh and play,
  To see a lamb at school.

 

なーんだ・・・メリーさんの羊はMaryさんで、メリーティラーはmerryさん・・・直接的に関係はなかったんだ・・・

 

気を取り直して先に進みます。

 

川崎市のWEBページにあったもののよううですが、今はリニューアルされて削除されてしまったみたいです。WEB上のアーカイブに残っていました。

川崎市のWEBページにあったもののよううですが、今はリニューアルされて削除されてしまったみたいです。WEB上のアーカイブに残っていました。

 

字が小さいので文字ベースで引用してみます。

 

メリーティラー

細王舎は、昭和28年に米国メリーテーラー社と技術提携を行い、小型では日本初の空冷エンジン搭載の耕運機を、在来品の3分の1の価格で販売開始しました。商品名を「メリーテーラー」と言い、非常に軽量コンパクトにつくられており、また、故障も少なかったので、たちまち、農家の必需品となり、メリーテーラーは耕運機の代名詞ともなりました。小型ティラーでは唯一の機種で全国各地の農家で重宝な機械として人気が高かったということです。プラウ、砕土機、トレーラー、代掻きなどの作業機があり付け替えて使用していました。プーリーは脱殼機などベルト駆動の機械を動かすのに利用していました。展示されているものは、メリーテーラーB、3型、シバウラ3馬力、(株)細王舎製(川崎市高石) 専売特許取得したもので、特別通産大臣賞受賞したものです。

 

米国メリーテーラー社とありますね!

 

更に調べてみると、Wolseley Merry Tiller, Atcoというサイトを見つけました。それによれば・・・

 

メリーティラーは1947年にアメリカはワシントン州のクレイトン・メリーさんによって設計され、アメリカでは当初の設計そのままに長い間作られた。

イギリスではウォレスリー・シープ・シャーリング・マシン社が生産していて、色々なタイプが作られた。それは1980年代に製造権がATCOという会社に売却されるまで続いた。

 

そしてリンクを辿っていくと、メリーティラーは1991年にMacKissic Inc.というアメリカの会社に買収されたようで、現在も売られています。(かたちは全く違いますが)

 

(さらに…)

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