中古車屋さんで見たクボタL3500は74年生まれ?「撮りトラ」

今年は4日から仕事始めの会社が多いのでしょうかね・・・だとすると、かなり「正月気分の抜けない」感じなんでしょうねえ・・・僕は皆の正月気分が抜け、仕事が発生してからの動きなので、仕事がなければいつまでも休み。ですから想像でしかありませんが・・・

今日はhokkaidoujinさんの案内で行った中古車屋さんで見た、クボタのトラクターL3500「撮りトラ」です。

顔はおなじみLシリーズの顔。錆びてニキビ面になっちゃってますけど、顔以外にはそんなに錆はありません。
tractordata.comによればクボタL3500は水冷3気筒1.6Lディーゼル35馬力としか記載がなく、年式などはunknownになっています。

こちらはL3001

以前見たクボタL3001DTと顔は一緒ですね。こちらは1976年生まれでした。

クボタトラクター kubota L3001DT
こちらはクボタL3001DTです。末尾に1がついた(四駆が出たタイミングで末尾に1がついたのですかねえ・・・)このタイプと顔は一緒。少しこちらのほうが面長に見えるのはアングルのせいだと思います。超ワイド鉄車輪。スーパーマッド田んぼ専用車でしょうか・・・
Catalog of Kubota tractor L3001DT at the time of release.北海道で見た大きな鉄車輪の クボタL3001DT、そのカタログを見せていただきました。僕が見たのは1970年代に発売され40年近く経ったものですが、その発売当時の姿を見ることができる昔のカタログは、なんだか不思議な気持をもたらします。
大きな鉄車輪の クボタL3001DT、そのカタログです。その発売当時の姿を見ることができる昔のカタログは、なんだか不思議な気持をもたらします。

L3500に戻ります

tractordata.comによればクボタL3500は水冷3気筒1.6Lディーゼル35馬力としか記載がなく、年式などはunknownになっています。
末尾に1がつくタイプは、サイドのラインが黒ですが、末尾ゼロタイプはサイドのラインが濃紺です。
最大積載量は前輪タイヤの許容加重の関係からL2600→400kg L3500→500kgにして下さい・・・などと「ドッキングローダ」の説明書きが書いてあります。
最大積載量は前輪タイヤの許容加重の関係からL2600→400kg L3500→500kgにして下さい・・・などと「ドッキングローダ」の説明書きが書いてあります。

「ドッキングローダ」

「ドッキングローダ」以前クボタのインプルメントカタログで見ました!

「昔のカタログ」シリーズ、1978年(昭和53年)クボタクボタトラクタインプルメント(土づくり編)カタログです。 今日は何となく昔のカタログの「フォント」を気にしながら見ていきます。
ドッキングローダ・・・値段がついていればもっと楽しいのに・・・

パッと見ると 「ドッキン グローダ」とドッキンが目についちゃいますね。 「ドッキングローダで」す

パッと見ると 「ドッキン グローダ」とドッキンが目についちゃいますね。 「ドッキングローダ」です。11馬力以上と、こんな大きなものを動かすのに、力はそれほど必要ないみたいです。
パッと見ると 「ドッキン グローダ」とドッキンが目についちゃいますね。 「ドッキングローダ」です。11馬力以上と、こんな大きなものを動かすのに、力はそれほど必要ないみたいです。

L2600というのもあったのか・・・

「ドッキングローダ」の説明書きで、L3500とL2600の加重について書いてありました。僕にはカタログや、実機を見たりしたL2601というトラクターのほうがなじみがあります。

わが国初の国産トラクタを送り出して10数年・・・日本のトラクタの先駆者としての道のりを歩んできたクボタトラクタは、いまや名実ともに日本を代表するトラクタに成長しました。世界に誇るその技術、その実績、その伝統。L2601はクボタのすべてを結集した快心作です。 とあります。
L2601のカタログです。「世界の名門トラクタ」わが国初の国産トラクタを送り出して10数年・・・日本のトラクタの先駆者としての道のりを歩んできたクボタトラクタは、いまや名実ともに日本を代表するトラクタに成長しました。世界に誇るその技術、その実績、その伝統。L2601はクボタのすべてを結集した快心作です。 とあります。国産初といわれるT15を世に問うてから10数年経ち、国内外で評価を高め、特にアメリカへの輸出が好調な自信が溢れるカタログでした。

そしてこちらはL2601の始動動画

クボタL2601DTは農研機構の登録で1976年、今年で40歳です。3気筒立形4サイクルディーゼル1299cc、26馬力/2800rpm。この顔はL3001と同じ涙袋のあるタイプ。
クボタL2601DTは農研機構の登録で1976年、今年で40歳です。3気筒立形4サイクルディーゼル1299cc、26馬力/2800rpm。この顔はL3001と同じ涙袋のあるタイプ。

またまたL3500に戻ります

tractordata.comによればクボタL3500は水冷3気筒1.6Lディーゼル35馬力としか記載がなく、年式などはunknownになっています。
tractordata.comによればクボタL3500は水冷3気筒1.6Lディーゼル35馬力としか記載がなく、年式などはunknownになっています。
色々探すとここに出てきました。オレンジスタイル-クボタトラクタのあゆみ(http://www.jnouki.kubota.co.jp/jnouki/Special/os/history/index.html)を見てみると・・・
色々探すとここに出てきました。オレンジスタイル-クボタトラクタのあゆみ(http://www.jnouki.kubota.co.jp/jnouki/Special/os/history/index.html)を見てみると・・・

これによればL3500は1974年、長嶋茂雄が現役を引退した年に生まれたようです。

1974年・・・ほどなく1976年に世界に誇る末尾1シリーズが生まれたって訳ですね。
1974年・・・ほどなく1976年に世界に誇る末尾1シリーズが生まれたって訳ですね。
このナンバーは・・・白ナンバーなんですね。
このナンバーは・・・白ナンバーなんですね。

きょうはこのあたりで・・・また明日!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“中古車屋さんで見たクボタL3500は74年生まれ?「撮りトラ」” への2件の返信

  1. トラクター狂さん 明けましておめでとうございます
    3500の末尾1シリーズはないのですね
    それにしてもたった「1」だけ増やすというのはどういうことでしょうか?
    どうせならL3100とかL3010とかL30100とか色々つけ様があったと思うのですが・・・
    かなり控えめですよね

  2. L3500は1974~79年までの製造、ロータリー付きで170万だそうです。

    2駆モデルのみで、エンジンは1908ccの36馬力となっています。

    末尾1シリーズは存在せず、次期型は1980年に登場したサンシャインL3602(DT)だと思います。

    Lシリーズ・・・欲しくなってきました(笑)

トラクター狂 へ返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。