コイツはピボットフェンダーじゃないみたいだ。FORD6640SLE「撮りトラ」

今日は北海道に行くたびに寄る中古展示場で見たFORD6640SLE「撮りトラ」続き、その2です。

昨日の続き、フォード6640SLEです。tractordata.comによれば英国製で1991年〜1995年のPowerStar 40シリーズ。フォード4気筒5Lディーゼルで84馬力2200rpmとなっています。
昨日の続き、フォード6640SLEです。tractordata.comによれば英国製で1991年〜1995年のPowerStar 40シリーズ。フォード4気筒5Lディーゼルで84馬力2200rpmとなっています。
この機体はリヤフェンダーの形がカッコいい!
この機体はリヤフェンダーの形がカッコいい!
中心に向かって滑り落ちるこの傾斜。水平部分につくケーキみたいな四角いコンビネーションランプもGOOD!
中心に向かって滑り落ちるこの傾斜。水平部分につくケーキみたいな四角いコンビネーションランプもGOOD!
・・・
・・・
バックランプはスタンレー
バックランプはスタンレー
FORDのバッジ。ステッカーみたいなものより、こういう形あるもののほうがオーナー心をくすぐるハズ。
FORDのバッジ。ステッカーみたいなものより、こういう形あるもののほうがオーナー心をくすぐるハズ。
今のトラクターと同じように、エンジンはほとんどカバーの下に入ってしまっています。
今のトラクターと同じように、エンジンはほとんどカバーの下に入ってしまっています。
タンクキャップ、センターマークですね!本当に。いつだってこの向きに納まるのでしょうか・・・
タンクキャップ、センターマークですね!本当に。いつだってこの向きに納まるのでしょうか・・・

FORD8210と比べてみます

フォードロークロップトラクター FORD8210 データサイトによれば、1982年-1991年 当時は4万9000ドル、現在のレートなら600万弱?
以前見たFORD8210のタンクキャップはそんな感じじゃなかったです。
FORD8210
このあたりは6440と共通感ありますね。
FORD8210
こんなでした。やっぱり金属はいいなあ・・・
FORD8210 1982年-1991年 エンジンは6気筒6.6リッター、110馬力/2300rpm
FORD8210 1982年-1991年 エンジンは6気筒6.6リッター、110馬力/2300rpm 思い出して気になったのはフェンダー部分。
FORD8210
この部分です。FORD8210はピボットフェンダー(ボディにぶつからないようハンドルを切ったときに避けるフェンダー)じゃないみたいです。
FORD8210 拡大してみるとこんな感じ。ホーシングに直付けみたいに見えます。
FORD8210 拡大してみるとこんな感じ。ホーシングに直付けみたいに見えます。

翻ってFORD6640SLEはどうなっていたか

取付け部分、タイヤの奥に入ってしまっていますね
取付け部分、タイヤの奥に入ってしまっていますね
う〜ん・・・これもホーシングに直付けみたいな感じ。
う〜ん・・・これもホーシングに直付けみたいな感じ。

幅の太いタイヤを履いてもフェンダーのステーにぶつからないよう、すごく逃げている感じです。
幅の太いタイヤを履いてもフェンダーのステーにぶつからないよう、すごく逃げている感じです。

ただ、もし直付けだったら、直進しているときはいいけど、ハンドルを切ったときには泥よけにならなくなっちゃうってことですよね?

一方、ピボットフェンダーは違う動きをしていました

ピボットフェンダーはタイヤの動きに追従していましたよね!

tractordata.comによるとクボタM7171はV6108型4気筒ディーゼル6.1Lの170馬力になっています。 クボタM7001 M7171PC-MSPFHM1-JP 価格¥参考出品 ★170馬力 ★総排気量:6.124L ★クボタV6108エンジン搭載 ★国内特自排ガス4次規制に余裕で適合 ★300L燃料タンクと38L尿素水タンク ★最適な自動変速制御
クボタM7シリーズのフェンダーステー
拡大してみると・・・ねっ?同じでしょ?
ピボット部分を拡大してみるとこんなマーク

車高調整が動くようすとフロントフェンダーが動くようす

↑60秒ほど。

そしてJD

ジョンディア JD6130R,EA9 大きなおもりが付いているせいか、クボタのM7001シリーズと雰囲気がかぶります。
ジョンディア JD6130R,EA9 価格¥19,224,000 オートパワー無段階変速オートマ感覚、トリプルリンクサスペンション、10インチモニター、電子制御油圧キャブサスペンション
ジョンディア JD6130R,EA9 価格¥19,224,000 オートパワー無段階変速オートマ感覚、トリプルリンクサスペンション、10インチモニター、電子制御油圧キャブサスペンション。ウチワが乗っちゃって、ちょっとあれですけど、大きな緑のおもりが印象的。
JDのフェンダー取付けステー。
LODIって言うメーカーのように見えるんですけど、探しても見つかりませんでした。
ピボット部分を拡大してみるとクボタと同じマーク。LODIって書いてあるように見えます。

ニューホランドT6.160

ニューホランドT6.160はWEBページによれば、水冷4サイクル4気筒4485ccコモンレールディーゼル131馬力/2200rpm
ニューホランドT6.160はWEBページによれば、水冷4サイクル4気筒4485ccコモンレールディーゼル131馬力/2200rpm。スーパーステアであんなに動くんですから、当然フロントフェンダーは逃げるタイプのはずです。
ビンゴ!同じマークです!クボタ、JD、NH・・・みんな同じピボットフェンダーシステムを採用しています!
ビンゴ!同じマークです!クボタ、JD、NH・・・みんな同じピボットフェンダーシステムを採用しています!

絶対見つけたい!

マークを描いて、縦にしたり横にしたり斜めにしたりして画像検索をしてみたのですが、見つかりません。
マークを描いて、縦にしたり横にしたり斜めにしたりして画像検索をしてみたのですが、見つかりません。

いろいろキーワードを変えて検索すること1時間。やっと見つけました。

やっぱりLODIでした。ロゴも全然違います。見つからないわけです。
やっぱりLODIでした。ロゴも全然違います。見つからないわけです。
ロディという1958年創業のイタリアはファッブリコというところにあるmechanical carpentryの会社でした。このmechanical carpentryというのを翻訳サイトで翻訳すると、「機械的な木工」と出てきちゃうんですが、想像するに、木工ではなく、形になった製品というより、機械の骨格的なものを作るというイメージなんじゃないかな・・・と思います。
ロディは、1958年創業のイタリアはファッブリコというところにある、mechanical carpentryの会社でした。このmechanical carpentryを翻訳サイトで翻訳すると、「機械的な木工」と出てきちゃいます。想像するに形になった製品ではなく、機械の骨格的なものを作るというイメージなんじゃないかな(もちろん木工などではなく)・・・と思います。

このサイトにちょうどフェンダーの動き動画が載ってました!

↑動きがもっさりしているので、時間のあるとき、おおらかな気分で見てください。

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