いろいろ今っぽい。三菱パルシードMT2201D「撮りトラ」

1983年のカタログによれば、三菱トラクタMT2201Dは三菱K4D水冷4気筒ディーゼル1305cc、22馬力/2400rpm。

今日はhokkaidoujinさんに連れて行ってもらった中古屋さんで見た、三菱トラクター、パルシードMT2201D「撮りトラ」に写真を8枚ほど追加です。

とりあえず前回のおさらい

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以前『三菱トラクタパルシード22・25「昔のカタログ」』で、カタログは紹介しましたが見るのは初めてです。

昭和58年(1983年)2月発行、22馬力の2201/2201D、25馬力の2501/2501Dのカタログです。末尾にDの付かないものが2駆、末尾にDの付いたものが四駆です。
カタログのほうを眺めたい方は上のリンクを辿ってみてください。昭和58年(1983年)2月発行、22馬力の2201/2201D、25馬力の2501/2501Dのカタログです。末尾にDの付かないものが2駆、末尾にDの付いたものが四駆です。
1983年のカタログによれば、三菱トラクタMT2201Dは三菱K4D水冷4気筒ディーゼル1305cc、22馬力/2400rpm。カタログの写真に比べてすごく水色っぽいですが、このほうが似合ってますね!
1983年のカタログによれば、三菱トラクタMT2201Dは三菱K4D水冷4気筒ディーゼル1305cc、22馬力/2400rpm。カタログの写真に比べてすごく水色っぽいですが、このほうが似合ってますね!

カタログには見開きにフロアマットを載せるというエキセントリックな手法を使ってフラットデッキを強調していましたが、このデザインをもっと主張してもよかったですね。

数少ない紙面をこんなに使って訴えたかったもの、それは「広さはやさしさフラットデッキ」。
数少ない紙面をこんなに使って訴えたかったもの、それは「広さはやさしさフラットデッキ」。
 引き揚げてきてそのまま並べていると思われる中古屋さんのヤードの中で結構その姿は光ってました。ドイツカラーのサイドのラインも効いています。
引き揚げてきてそのまま並べていると思われる中古屋さんのヤードの中で結構その姿は光ってました。ドイツカラーのサイドのラインも効いています。

これ、結構好きかも!

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1983年のカタログによれば、三菱トラクタMT2201Dは三菱K4D水冷4気筒ディーゼル1305cc、22馬力/2400rpm。
「後ろのトラクターの方が気になる」と言われそうですが、各社の名機を先頭で引っぱっている感じで、僕はこの写真気に入っています。
1983年のカタログによれば、三菱トラクタMT2201Dは三菱K4D水冷4気筒ディーゼル1305cc、22馬力/2400rpm。
やっぱりいいですよ〜これ。独特です。他のトラクターに比べ、相当前が長い。旋回するとき鼻先を振り回す感じですね。
1983年のカタログによれば、三菱トラクタMT2201Dは三菱K4D水冷4気筒ディーゼル1305cc、22馬力/2400rpm。
フェンダーに付いてるジャストマチックの操作スイッチ。
最後のページはオフションの説明とスペック。三菱のロータリ自動水平装置(クボタで言うモンローマチック)はジャストマチックって言うんですね! そして、それとは別に同じくオプションで耕深自動制御PACというものがあったようです。ナントカマチックって水平と深さを制御してくれるものではなくて「水平」のみの担当だったのか・・・
ジャストマチックを説明しているカタログ。三菱のロータリ自動水平装置(クボタで言うモンローマチック)はジャストマチックって言うんですね! そして、それとは別に同じくオプションで耕深自動制御PACというものがあったようです。ナントカマチックって水平と深さを制御してくれるものではなくて「水平」のみの担当だったのか・・・
30年以上前の機体なのにすごくキレイです。スイッチの用途など、アイコンなどでシンプルに表示されています。こういうのも文字で書かれていた時代から進化した感じ。消えてしまったのかもしれませんが、すごく昔のトラクターのスイッチには何も書かれていないことが多いですものね。
30年以上前の機体なのにすごくキレイです。スイッチの用途など、アイコンなどでシンプルに表示されています。こういうのも文字で書かれていた時代から進化した感じ。消えてしまったのかもしれませんが、すごく昔のトラクターのスイッチには何も書かれていないことが多いですものね。
すごく興味深い写真。変速レバーがフロアをフラットにするため、こんなところに追いやられています。
すごく興味深い写真。変速レバーがフロアをフラットにするため、こんなところに追いやられています。

以前はレイアウトの中でヒトが座れそうなところに座らせる・・・全体の中の要素だった運転者を、このMT2201Dは中心に据えて他の要素をはめ込んでいった感じですよね。

インパネもカッコイイ! でも、気になったのは左下の6角形。これいろんなトラクターで見かけますよね。
インパネもカッコイイ! でも、気になったのは左下の6角形。これいろんなトラクターで見かけますよね。

ヒューズボックスなんですが、同じものはイセキでもクボタでも見かけます。ヤンマーはまだ発見していませんが、三菱にも使われていたんですね。きっとYUSHIN SEIKIの製品ですよね?

すばらしいコンディションのヰセキTB-23。空冷2気筒ディーゼル1055cc。TB-23といいつつ22馬力だそうです。生まれは1965年あたりというのが大体の皆さんの意見。
すばらしいコンディションのヰセキTB-23。こいつにもその6角形があって、そこからYUSHIN SEIKIを発見したんでした。
すばらしいコンディションのヰセキTB-23。空冷2気筒ディーゼル1055cc。TB-23といいつつ22馬力だそうです。生まれは1965年あたりというのが大体の皆さんの意見。
おお!これもよく見る形。ヒューズボックスだったかな・・・
すばらしいコンディションのヰセキTB-23。空冷2気筒ディーゼル1055cc。TB-23といいつつ22馬力だそうです。生まれは1965年あたりというのが大体の皆さんの意見。
拡大すると・・・YUSHIN SEIKI

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