スペリーニュー・ホランド クレイソンコンバイン8050その2

今日は、以前見たクレイソンコンバイン8050の続きです。若干出がらし気味。

New Holland 8050コンバインは1980〜1982年(約30年前ですね)製造。刈幅は396cm幅。エンジンはフォード2715、6気筒6220cc116馬力。シリーズの中にはフィアットのエンジンを積んでいたものもあるそうです。
New Holland 8050コンバインは1980〜1982年(約30年前ですね)製造。刈幅は396cm幅。エンジンはフォード2715、6気筒6220cc116馬力。シリーズの中にはフィアットのエンジンを積んでいたものもあるそうです。

よく見るとサイドに大きく「NEW HOLLAND」その上に小さく「CLAYSON」とあって、「SPERRY NEW HOLLAND」と正面に書いてありました。

New Holland 8050コンバインは1980〜1982年(約30年前ですね)製造。刈幅は396cm幅。エンジンはフォード2715、6気筒6220cc116馬力。シリーズの中にはフィアットのエンジンを積んでいたものもあるそうです。
これですね。
New Holland 8050コンバインは1980〜1982年(約30年前ですね)製造。刈幅は396cm幅。エンジンはフォード2715、6気筒6220cc116馬力。シリーズの中にはフィアットのエンジンを積んでいたものもあるそうです。
シートの背もたれに付いていたこのマークは、どうも合併したスペリー社とニューホランド社のうち、スペリー社のもののようです。
なぜならこんなマークを見つけたから。
なぜならこんなマークを見つけたから。

あまり農業と関係なさそうなスペリー社

調べてみると、

スペリー社 (1910-1986)は、アメリカの機械および電気製品の企業であり、20世紀のうち1910年から1986年の約70年間にわたって存在した。一連の合併を経て今ではユニシスの一部となっているが、かつてのスペリーの一部はハネウェルの一部となっている。

とあります。ジャイロ機器が得意のようでかなり軍事的な色合いが強い感じ。

こんなものも作っていたみたいです。ヒューイットスペリー オートマチックエアプレーン。
こんなものも作っていたみたいです。ヒューイットスペリー オートマチックエアプレーン。

無線とジャイロ機器を使った自動操縦の組合わせで爆弾を無人で運ぶ飛行機のようです。巡航ミサイルの先駆け的なものと考える人もいるような、一種画期的?な飛行機?だったようです。

スペリー社が実際にニューホランド社を買収したのは1947年で、その後もレミントンランドという拳銃などを作っている会社と合併したりしていますから、やっぱりそういう方面が強い・・・どうして「農業機械」だったのかなあ・・・

オランダで生まれた会社じゃなかったんだ!

一方、ニューホランド社。ずーっとオランダで生まれた会社だと思っていたんですが、調べてみるとアメリカのペンシルバニア州ニューホランドで生まれた会社だったんですね!

1895年にアブラム・ジマーマンという人の納屋から大きくなった会社だったんです。

さすがに19世紀の納屋ではないでしょうけど、充分に古い写真(ウィキペディアより)
さすがに19世紀の納屋ではないでしょうけど、充分に古い写真(ウィキペディアより)

地図で調べてみるとニューホランドはまわりを畑に囲まれたこぢんまりとした町。今でもこの建物は残っているみたいです。

壁面にロゴタイプも描かれていますが、丸の中にNHと書かれただけのシンプルなもの。良いところですねえ・・・ここは町のほぼど真ん中です。

この建物の前でこんなものを見つけた! 並んだ農業機械とすごい車?とハーレー。乗ってる人もいい歳な感じ・・・映画の中だけじゃなく普通にいるんだなあ・・・

さらにこの町の外れにはちゃんと大きな工場もあります。ただ、赤い機械ばっかりなんです。ニューホランドというと青・・・というイメージなんですけど・・・

ごめんなさい・・・8050の写真たくさん用意してたんですけど、寝坊したので時間がなくなっちゃいました。続きはまた今度!

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“スペリーニュー・ホランド クレイソンコンバイン8050その2” への2件の返信

  1. おじまさん おはようございます

    ケースブランドの製品も作っている(ロゴのステッカーの使い分け程度で)のかもしれませんよ。
    ケースブランドなら納得のいく赤い作業機じゃないですか。

    そうかもしれませんね!
    上空から見た画像もトラクターは見えなくて赤い作業機ばかり写っていましたから
    現在はケースブランドの作業機の工場なのかもしれません

    あと、おじさんの隣に女性の姿も。窮屈そうだけど、横二人乗りだからクルマ扱いなのかなぁ。

    えっ!!?
    そういわれて拡大してみると誰かとなりに乗っています
    ヒゲのおじさんが圧倒的な存在感なので気がつきませんでした
    これはギュウギュウですねえ・・・

  2. こんばんは。

    工場の看板を見ると,牧草関係のアタッチメント製造工場らしいですね。
    2枚目のストビューにはフロントローダーのアームのようなものが写っていますが、
    これはちゃんとニューホのトラクターと同じ色になっているようですね。
    本体につけっぱなしにすることも多いのでそうしてるのかなぁ。
    その周囲の赤い機械でもニューホのロゴのバックはブルーなのは、やっぱりこだわりですかね。
    このクレイスコンバインと同じ時に見たニューホのコンバインも
    黄色のボディにバックがブルーのロゴシールがあってあったような気がします。

    話を少し戻して、ストビューの看板からの推察ですが、
    看板の一番下にあるCNHのロゴから勝手に推察すると、
    ケースブランドの製品も作っている(ロゴのステッカーの使い分け程度で)のかもしれませんよ。
    ケースブランドなら納得のいく赤い作業機じゃないですか。
    っていうか、作業機は赤が一般的な感じがしますけど、それって日本だけ?

    それにしてもトライク(丸ハンドルだからクルマ?)に乗ってるおじさん、髭もかっこいい!!
    あと、おじさんの隣に女性の姿も。窮屈そうだけど、横二人乗りだからクルマ扱いなのかなぁ。

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