On Any Sundayの遺伝子・・・ダカール第9ステージ、ベレン→ベレン

第9ステージはスペシャルが285キロ、移動区間が111〜151キロのループです。ループだからとか距離が短いからラクとは限りません。どうもほとんどがオフゲレンデの、土漠のような場所のようです。
第9ステージはスペシャルが285キロ、移動区間が111〜151キロのループです。ループだからとか距離が短いからラクとは限りません。どうもほとんどがオフゲレンデの、土漠のような場所のようです。

右手が利かないという#295はリタイヤしてしまったみたいですが、#88と#71は順調に走っているようで一安心。

ところで、ダカールマガジンを眺めていて興味深い記事を見つけてしまいました。

マルコムスミスさんのご子息!

わからないところを飛ばして適当に斜めに読んでみると・・・

ダカールに初めて参加するにあたり、アレクサンダー・スミスはミスすることなく完走するという目標を立てました。

この米国人ライダーは目下その途上で、彼はこれまでの6000キロをミスすることなく終えています。(ルーキーとして申し分ナシ!)
「それこそ自身で立てた目標なんです」と、ハスクバーナ・ライダー(アメリカのレジェンドであるマルコム・スミスの息子である)の彼はいいます。

「一度も転倒しないでレースを終えたいですね」

もちろん、前日のビバークへのアプローチで手首を痛めたチリの パトリシオ ・カブレラもそう思っていたでしょう。

「私は、彼を助けるために止まりました。ゴールまで20キロほどのところです 」と、アレキサンダーは説明します 。
「私がパトリシオのイリトラックのアラームスイッチを入れると、3分後にはヘリコプターが彼のために降り立ち、ほっとしました」

「ダカールのようなレースではこのようなことは誰にも起こりえることです」
彼は現在総合45位です。

「私は最初の一週間が難しかったことに気がつきませんでした」
「ただ、次の週がより難しいということは感じます」
「でも、そのためにやってきたんです」
「砂とナビゲーション・・・砂丘を走るのが待ちきれないです」

うわー!マルコム・スミスさんの息子さんなんですね!

おとうさんのほうは日本に来たこともありますよね。

僕なんかだとジャケットやグローブなどのバイクウエアやグッズでなじみがあるブランドの名前ですが、もともとは1966年から1976年の間に1913年から面々と続いている、ISDE(International Six Days Enduro)の金メダルを8個も取ったレジェンドです。

おまけにメキシコで行われるスタートしたら1600キロ、昼夜問わずノンストップのキャノンボール、Baja 1000マイルで6回も優勝しているツワモノです。

映画なんかにもたくさん出ています。

「DUST TO GLOWRY」


 
 
2005年の映画、「DUST TO GLOWRY」・・・予告編では2分9秒あたりにマルコム・スミスさん出てきます。ご子息はお父様にそっくりですね!

「On Any Sunday」

http://www.youtube.com/watch?v=2iDfmhZAiUA
 
 

37分3秒あたりでインタビューを受けているのがおとうさんのマルコムさんだと思うのですが、間違ってたらごめんなさい。この映画邦題が「栄光のライダー」というのですが、1970年初頭のなんてことはないバイクライフがズラズラ並んでいる映画なんです。

一流ライダーもサンデーライダーもいっしょくたに、同列だってところがおもしろくて、みていると何となくニッコリしてしまうのが不思議です。ホント、日曜って感じ。でも、邦題は「栄光のライダー」。

ご子息のアレクサンダー・スミスさんも、お父様と同じハスクバーナに跨がって、「速そうに見えないけど、すごく速い」同じようなステディな走りをしているみたいです。血は争えませんね!

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