今日は、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、ドイツトラクタ D40L 「撮り虎」です。
何といっても超インパクトのあるお顔で、「土の館」では僕のイチオシなんです。
でも、こんな姿は他では見つかりません
ローダーなどを付ける必要があったのと、オーナーのちょっとした遊び心でこうなったのではないか? と、僕は想像しています。奇跡の一台ですね!
ドイツのマークはウルム大聖堂だった!
調べているついでで、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州ウルムにある大聖堂を模している・・・ということがわかりました。
そういえば、ランツ社やその後のジョンディアも、ドイツ、バーデン、ヴュルテンベルク州マンハイムに工場がありましたよね? なにかこのヴュルテンベルク州というのはそういう地域なのでしょうか。僕がもし、ドイツの小学生だったら学校で、「京葉工業地帯」みたいに「ヴュルテンベルク州」=自動車工業 って学校で習うのでしょう。
ウルム大聖堂は、1890年に完成したゴシック様式で建てられた聖堂で、高さは162メートルもあり、教会堂としては世界一だそうです。ルター派ということなので、プロテスタントですね。
でも、なんでDEUTZなのに『M』のマークなんだろう・・・と思っていたら、こちらのマークはどうも、当時ドイツ社傘下の自動車メーカーMAGIRUS社のMから来ているみたいです。