鉄コーティングした種もみを直接田んぼに播いてお米を作る方法のお話 その4最後

今日で最後、「JA&クボタ アグリンピック」で見た、鉄コーティングした種もみを直接田んぼに播いてお米を作る方法のお話その4です。

結局はこれを使って省力化し生産性を上げる。コストを下げる。ということなのでしょうねぇ・・・コンピューターの導入によって今までその仕事に従事していた人が仕事を失ったり、残った人が忙しくなったりするのと違い、元々従事する人が少なくなっている農業には機械導入やPCの導入は合っているのかもしれませんね。

これによって仕事を失う人はいない感じだし・・・

幼穂形成期の生育状況
幼穂形成期の生育状況
生育状況 1.生育調査(7月18日)
生育状況 1.生育調査(7月18日)
生育状況 有効分蘖終止期からの水管理 中干しはせず稲刈り直前まで間断灌水(2日干し・3日灌水)→収量と食味をあげるための活力ある根づくり
生育状況 有効分蘖終止期からの水管理 中干しはせず稲刈り直前まで間断灌水(2日干し・3日灌水)→収量と食味をあげるための活力ある根づくり

とにかく、何度も根のことを強調していました。

生育状況 1.生育調査(8月5日)
生育状況 1.生育調査(8月5日)
出穂始期の生育状況 猛暑が続く中の水管理で最も大切なポイントは・・・ ▲冷たくて新鮮な水を掛け流してほ場の温度を下げる
出穂始期の生育状況 猛暑が続く中の水管理で最も大切なポイントは・・・ ▲冷たくて新鮮な水を掛け流してほ場の温度を下げる

夏の暑い時、水がジャージャーでているのはこういう理由があったんですね!

出穂始期の生育状況 生育調査の日、韓国から7名の視察団がほ場を訪れた
出穂始期の生育状況 生育調査の日、韓国から7名の視察団がほ場を訪れた
生育調査と収穫作業 9月18日
生育調査と収穫作業 9月18日
生育調査と収穫作業 登熟期の日照不足に負けず実収8.35俵を確保!収量・品質向上のため、成熟期まで稲を活かす 徹底した干し気味の管理で根に酸素や養分を十分与えることで、最後まで稲に栄養を送り続け、ほとんど倒伏もなく、急な気象変動の悪条件下、高収量・高品質を確保できた
生育調査と収穫作業 登熟期の日照不足に負けず実収8.35俵を確保!収量・品質向上のため、成熟期まで稲を活かす 徹底した干し気味の管理で根に酸素や養分を十分与えることで、最後まで稲に栄養を送り続け、ほとんど倒伏もなく、急な気象変動の悪条件下、高収量・高品質を確保できた

8.35俵・・・高収量!といわれてもこの数字が収量の中でどんな位置を占めているのか、ぼくにはまったくわかりません。

生育調査と収穫作業 収穫作業実施 9月18日 ▲食味・収量センサ付のコンバイン、ダイナマックスレボER6120(120馬力)ディーゼル収穫作業 ▲刈取りしながらほ場毎のタンパク含有量、水分含有量の平均値と積算重量が測定できる 
生育調査と収穫作業 収穫作業実施 9月18日 ▲食味・収量センサ付のコンバイン、ダイナマックスレボER6120(120馬力)ディーゼル収穫作業 ▲刈取りしながらほ場毎のタンパク含有量、水分含有量の平均値と積算重量が測定できる 

「ほ場毎のタンパク含有量、水分含有量の平均値と積算重量が測定できる」これはすごいですねえ・・・普通のコンバインにポコッと付けて、こういう事できるような後付けキットなんかできないんでしょうか・・・

生育調査と収穫作業 ▲約30aのほ場をほぼ30分で刈り終わった ▲収穫した稲は、自宅の乾燥室に張り込み、割烹などの飲食店にも販売している
生育調査と収穫作業 ▲約30aのほ場をほぼ30分で刈り終わった ▲収穫した稲は、自宅の乾燥室に張り込み、割烹などの飲食店にも販売している
取組み5年目の来年は 請負を含む22haを鉄コーティング直播に!
取組み5年目の来年は 請負を含む22haを鉄コーティング直播に!

種を播くだけだから、田植えの補助者がいらないんですね! なるほどー

鉄コーティングのメリット
鉄コーティングのメリット

これを強調もしていました。品種の違い+移植と直播を組み合せることによって収穫時期をずらすことができるのだそうです。そうすれば少ない人数で大きな面積を収穫することができるというメリットなんですね。

平成26年度鉄コーティング直播実証栽培結果 播種日:4月25日 収穫日:9月18日
平成26年度鉄コーティング直播実証栽培結果 播種日:4月25日 収穫日:9月18日

ボクは全くわからないので、この数字に何かを語る言葉を持っていません。以上で終わりです。

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