たくさん集めてそれぞれの個体の違いを発見しよう!・・・北海道で見たJD2250「撮りトラ」

今日はAさんのものでおなじみ。北海道で見たジョンディアJD2250です。

昆虫採集じゃないですが、「撮りトラ」はひとつ集めたら終わりじゃないんです。同じ種類でも、「たくさん集めてそれぞれの個体の違いを発見しよう!」・・・という事業なんです。

(いつの間に事業になったんだ? お役所の意識にかぶれたなっ)

北海道で見たジョンディア2250
北海道で見たジョンディア2250
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
なるべく手をかけないように再塗装されていると思いますが、きれいに塗るもんですね。エンジン部分までこのように塗ってしまっても平気なんですねえ・・・

ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
インジェクションはルーカスCAV。よく見ると、見慣れたパイプが直列に出る形ではなく、円形にパイプが出ています。

ジョンディアJD1020構成部品探偵団その3・・・「撮りトラ」で見つけた、CAV社として生まれ、その後ルーカスに買われ、1978年にルーカス CAVとなった会社です。

ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
タイヤはピレリを履いています。
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
リヤタイヤはメーカーが違ってBKTというタイヤ。

調べてみるとインドのムンバイにある会社でした。色々なメーカーがあるなあ・・・こういう働くタイヤが得意みたいに見えます。

ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
URLはhttp://www.bkt-tires.com/でした
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
ウインカーはHellaとスタンレーの共同作業
Aさんの者と同じく、前のウインカーはスタンレー

呉越同舟ならぬ日独同舟・・・John Deere 2250「撮りトラ」その2 の記事で、ぶんさんに教えていただいたことですが、オレンジのスタンレーのおまんじゅうランプは、日本に2250がやってきてから日本の保安基準に合わせて日本で取付けられたものなんだそうです。

ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
お顔はおなじみのお顔。
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
ライトはいまだメーカーがわからないこのタイプ。う〜ん・・・すっきりしない。

ライトの銘はこんなものです。「MN」外側の丸も含めて「OMN」か・・・

ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
ジョンディアマークは丸太飛び越しの丸太がなくなった下向きタイプ。
ポーンポーンと軽やかに跳ねるということにとてもあこがれを抱いている会社のようで、それを表すために丸太を置いてみたのでしょう。「飛び越えているんだよ」ということを表すのに飛び越えたあとの鹿の形を採用しています。
ポーンポーンと軽やかに跳ねるということにとてもあこがれを抱いている会社のようで、それを表すために丸太を置いてみたのでしょう。「飛び越えているんだよ」ということを表すのに飛び越えたあとの鹿の形を採用しています。
時代が進むと鹿や丸太はシルエットになり、「跳ぶ」ことのシンボルとなりつつあります。上の2つにあるフチドリはきっと鹿の皮を開いたものですよね?
時代が進むと鹿や丸太はシルエットになり、「跳ぶ」ことのシンボルとなりつつあります。上の2つにあるフチドリはきっと鹿の皮を開いたものですよね?
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
目が中途半端に横に飛び出していて、いつ見ても少し笑顔になれるようなファニーなお顔。
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
一家に一台って感じですね。僕は模型で十分ですけど。
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
Aさんのタンクキャップは赤く塗られていたし、これもよく見ると赤の塗装片が見えます。オリジナルは赤でいいのかな・・・
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
見るとついつい撮ってしまう、ニンジンみたいなレバー類
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
アッカーマン機構がよくわかる切れ角

テキトーにハンドルとタイヤを繋いでいたように見えたリンクは実は繊細な動きをしていて、それをアッカーマン機構というのでした。

ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
角度を変えて
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
Aさんの2250と違って屋根がでかいような気がする。黄色だし・・・こっちがオリジナルなのかな?
ジョンディア2250は1987-1994 3.9リッター4気筒ディーゼル62馬力だそうです。
こういうショットも最近は撮るようになりました。ま、アタッチメントのことを知らないので見てもよくわからないですけど。
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“たくさん集めてそれぞれの個体の違いを発見しよう!・・・北海道で見たJD2250「撮りトラ」” への5件の返信

  1. キャスター12゜さんおはようございます

    取ってはいないけど「取りトラ」な気持ではあります

    ジョンディア、フューエルセーフ思想なんですね
    僕もオフローダーなので、セルがあってもキック併用にしたいし、バッテリー点火が苦手です

  2. 訂正
    「取りトラ」じゃなく「撮りトラ」でしたね。大変失礼しました。

  3. はじめまして。「取りトラ」大変おもしろいですね。

     ジョンディア社は一貫した設計思想が感じられるところが好きです。電気系統がトラブッても3点リンク油圧上昇下降がドライバー1本で上昇下降ができ畑から出てこれるトラクターはありがたいです。
     エンデューロバイク(オフロード)においてもエマージェンシーが重要になってきますものね。

  4. 旧い農機は最強さん おはようございます

    おお!
    そうなんですか!?
    どんなことになっているのか楽しみです!

  5. この度このトラクターと例のコンバインを持っているA農家さんとひょんなことでお知り合いになりました。多分そこでnoraさんに会うことがあると思うのでそのときはよろしくです(*^_^*)

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