水路の草刈りの時、ナスのようなジャガイモのような花をつけた(花の中には少し紫がかったものもありました)雑草を見つけました。
「アメリカイヌホウズキに似てるけど、3倍くらいでかいなあ・・・後で調べてみよう」と、写真を撮っておいたのでした。
アメリカイヌホウズキじゃなければイヌホウズキだろう」と目星をつけて調べ始めたのですが、茎にある鋭いトゲが決め手になって「ワルナスビ」 だとわかりました。
ワルナスビ(悪茄子、学名:Solanum carolinense)はナス科の多年草。アメリカ合衆国南東部(カロライナ周辺)の原産。日本も含め世界的に帰化している外来種である。
茎や葉に鋭いとげが多いうえ、垂直および水平に広がる地下茎および、牛糞などに混じる種子でよく繁殖し、除草剤も効きにくく、一度生えると駆除しにくい。耕耘機などですきこむと、地下茎の切れ端一つ一つから芽が出て独立した個体に再生し、以前より増えてしまう始末の悪さである。和名の「ワルナスビ」は、このような性質により付けられた。
花は白または淡青色でナスやジャガイモに似ており春から秋まで咲き続ける。果実は球形で黄色く熟しトマトに似ている。しかし、全草がソラニンを含み有毒であるため、家畜が食べると場合によっては中毒死することがある。英語でも”Apple of Sodom”(ソドムのリンゴ)、”Devil’s tomato” (悪魔のトマト)などという悪名でも呼ばれている。
とあります。
「ナスビじゃないもの」を考える