イザという時に役に立つには・・・

震災当時20年だか30年ぶりに火を付けたであろうときよりはブルーフレームになったかな・・・
震災当時20年だか30年ぶりに火を付けたであろうときよりはブルーフレームになったかな・・・

去年の震災の時は停電と余震で暖をとるのに使ったおじいさんストーブ、やっと整備しました。Aladdin Blue Frame H2201型、1930年代創業のイギリス製石油ストーブです。

安全装置きれいさっぱり何もナシ。各部が真鍮でできてる・・・燃焼筒と天板はホーロー 電気のいらない機械式バンザイ!
安全装置きれいさっぱり何もナシ。各部が真鍮でできてる・・・燃焼筒と天板はホーロー 電気のいらない機械式バンザイ!
なんと箱付き。英国製
なんと箱付き。英国製

調べてみると初めて日本に輸入されたのは昭和32年、シリーズ15と呼ばれるこの型が日本に入ったのが昭和35年で型番はH42201。だからH2201のウチの機体は1960年製かなあ・・・ということは52歳?

今も同じ型?売ってる

ガードが付いて安全装置が付いて何だか色々不自由になっちゃって、美しくはなくなってしまったけど、今も生き残っているみたいです。(アラジンのWEBページより)
ガードが付いて安全装置が付いて何だか色々不自由になっちゃって、美しくはなくなってしまったけど、今も生き残っているみたいです。(アラジンのWEBページより)

部品もまだある!

さすがにホームセンターではこの型の芯は売ってないけど(次の型くらいのは売っている)替芯だってこんなに売ってる。芯切りだってある!サビサビの新切り交換しちゃおうかなあ・・・
さすがにホームセンターではこの型の芯は売ってないけど(次の型くらいのは売っている)替芯だってこんなに売ってる。芯切りだってある!サビサビの新切り交換しちゃおうかなあ・・・

購入して交換してみる

アラジンブルーフレーム応急修理
固着して形が崩れてしまったのを銅線で縛って強制的に整えた(これでも使えてたんです)応急修理部分・・・やっと交換できます。
買ってきた社外品のウィック(替芯)値段は・・・忘れちゃった。確か¥3000くらい(もっと安かったかなあ)とにかく何十年も使えると思えば安い。
買ってきた社外品のウィック(替芯)値段は・・・忘れちゃった。確か¥3000くらい(もっと安かったかなあ)とにかく何十年も使えると思えば安い。
アラジンブルーフレームの芯
取り外したブルーフレームの芯。何か有機的な感じ。色も醤油色に煮しまってます。
新品の芯。醤油色とは全く違います!
新品の芯。醤油色とは全く違います!
アラジンブルーフレーム
新しい芯を入れてみました。真っ白の芯はちょうど柔道着の生地みたいな感じでした。
アラジンブルーフレーム
お次はこの窓を替えたい。やっぱりきれいなほうが気持いいもん。これも売ってるんです。あ!マイナスネジ!
アラジンブルーフレーム
残念ながらシンプルな構造なのに整備性は無茶苦茶悪し。いろんなものがジャマをしてまっすぐドライバーが入らない・・・マイナスネジだってのに・・・
ほらね? シンプルでやること少ないのに、そのやる事がやり辛い・・・
ほらね? シンプルでやること少ないのに、そのやる事がやり辛い・・・
やっぱりやっちまった!!!焼き齧っている真鍮のネジを(しかもマイナスネジ)をやりにくい状態で回そうとするとこうなります。ねじ切っちゃった。
やっぱりやっちまった!!!焼き齧っている真鍮のネジを(しかもマイナスネジ)をやりにくい状態で回そうとするとこうなります。ねじ切っちゃった。
右が新しい窓。マイカということなので雲母ですね。
右が新しい窓。マイカということなので雲母ですね。
こうやって見ると薄く茶色がついてますけど、肉眼で見る限り全く透明。
こうやって見ると薄く茶色がついてますけど、肉眼で見る限り全く透明。
ユニクロ鉄プラスネジをとりあえず・・・不細工だなあ
ユニクロ鉄プラスネジをとりあえず・・・不細工だなあ
ああ・・・美しくない・・・真鍮のマイナスネジを買ってこよう。それにしたってピカピカでみっともないんだけどさ・・・しかし、この窓、どの位置に燃焼筒をずらしてもこの縦桟がかかってしまう・・・これは作る時点で何とかなるだろうと思う。どんなに昔でも。でも、多分そうしたら一カ所しか決まる部分がないから作りにくかったのかなあ。それにしても3カ所のネジ止めなんだから簡単なはずなんだよな。これは日本人だったら考えられないな。
ああ・・・美しくない・・・真鍮のマイナスネジを買ってこよう。それにしたってピカピカでみっともないんだけどさ・・・しかし、この窓、どの位置に燃焼筒をずらしてもこの縦桟がかかってしまう・・・これは作る時点で何とかなるだろうと思う。どんなに昔でも。でも、多分そうしたら一カ所しか決まる部分がないから作りにくかったのかなあ。それにしても3カ所のネジ止めなんだから簡単なはずなんだよな。これは日本人だったら考えられないな。

イザという時に・・・

倒れたら火事になっちゃうとか、ボタン一つで火がつかないとか、ちょっとだけ不便なことがあって(とはいってもたいしたことじゃないですが)でそれまですっかり忘れられていても、シンプルな構造だったからイザという時に働くことができたんですよね。

芯に石油を染み染みさせて火をつける。こういうランプやストーブの要素って芯と燃料しかありません。とりあえず両方あれば何とかなる。それが良かったんです。

点火、ファンを回す、燃料を噴射するために電気を使えば、それだけ要素が増えちゃってイザという時に使えない・・・結構シンプルと思えるバッテリーレスでNAでキックスタートの単車ですら、久しぶりに遊びに行こうとするといっくらキックしてもエンジンがかからなくてキャブレターの分解から始めなくちゃいけなかったりします。

ボタン一つだのなんだのにコストを払って便利に使うのもいいけど、シンプルなものをちょっと不便しても普段使いしてイザという時も普段通りってのもカッコいいなあ・・・なんて思いました。