トキワハゼかなあ

トキワハゼ 葉っぱがどれなのかずっと下のほうにあって、よくわかりません。
トキワハゼ 葉っぱがどれなのかずっと下のほうにあって、よくわかりません。

名前が何となく判明して「後でちゃんと撮ってこよう」などと思っていると、次に行った時にはもう居なくなってること・・・よくあります。この花もそうです。田んぼのまわりに生えている植物は、本当に短いサイクルでパッと展開して、さっと消えていくので油断するとすぐなくなってしまいます。

稲刈りが終った後、凍るような寒さのくる前のわずかなスキマ。あとからあとから植物が展開しては、次の年のために種を土の中に隠し、待っている次の人にそのスペースを譲る・・・そんな感じです。

それが地べた、土の少し上、地面からかなり高いところ、幾重にも重なりあっていますし、田んぼの縁、真ん中、湿ったところ乾いたところ、平面的にも棲み分けています。ほんとうに時間/空間を有効に使って、たくさんの植物が生きているんだなあ・・・と思いました。

カーミット君・・・全然似てねえ
全然似てねえ

7月に見たアゼナにそっくりな花ですが、(同じ仲間のゴマノハグサ科みたいです)セサミストリートに出てきたカエルのカーミット君みたいな襟巻がとっても目立ちます。

ウィキペディアによれば

トキワハゼ(常磐爆、Mazus pumilus)はゴマノハグサ科の一年草。和名は、葉が常にほぼ一年中あって(常葉)、さらに果実がはぜる様子に由来する

特徴

日本各地の畑や道端に分布する。花期は長く、初春~晩秋。
根本にさじ型の葉を数枚つける。花を咲かせるときは茎を伸ばす。花は筒状で、下側が前に平たく伸びた唇型花である。上唇は浅裂する。筒の部分はうすい紫色で、舌状部は白っぽく、その中央の黄褐色の部分に毛は生えない。匍匐茎を持たない。

だそうです。

トキワハゼ カエルつながりで、もしかしてこんなキャラクターにも似てる?
トキワハゼ カエルつながりで、もしかしてこんなキャラクターにも似てる?

来年バッチリ写真が撮れるようにまずは記憶をFIXしておかねば!

2011/11/22追記

トキワハゼ
どんな葉っぱをしていたか、この写真ではわからないので、もう一度探しに行ってきました。見えている部分は長い茎の先の花ばかりで、葉っぱはずいぶんと下にありそうです。
トキワハゼ
引っこ抜いてみました。
トキワハゼ
ジッポを並べてみました こんな大きさです

島地区の植物の記事へ
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