セリの花

セリの花。下からす〜っと上がって、パン!と開いた花火みたいです。
セリの花。下からす〜っと上がって、パン!と開いた花火みたいです。

7月の終わり頃、セリの花を見つけました。小さい白い花がたくさん集まっています。おしべだと思うのですが、「ピロン」と外側へ飛び出して、小さな花火みたいです。普段、田んぼのまわりでは、背丈が伸びる前に刈られてしまうので、花を見たことはありませんでした。元の田んぼなのでしょうか? 湿った草地に生えていました。

セリの花
一所懸命に草の間から背を伸ばし、ようやく抜け出して花を咲かせた感じです。草丈はせいぜい脛くらいです。

ウィキペディアによれば

別名、シロネグサ(白根草)。湿地やあぜ道、休耕田など土壌水分の多い場所や水辺の浅瀬に生育することもある湿地性植物である。高さは30cm程度で茎は泥の中や表面を横に這い、葉を伸ばす。葉は二回羽状複葉、小葉は菱形様。全体的に柔らかく黄緑色であるが、冬には赤っぽく色づくこともある。花期は7~8月。やや高く茎を伸ばし、その先端に傘状花序をつける。個々の花は小さく、花弁も見えないほどである。北半球一帯とオーストラリアに広く分布する。

たしかに、スーパーなどで見かけるセリは、根っこが白いですね。

セリの花 拡大してみます
拡大してみます。おしべみたいのが外側へ飛び出しています。
セリの花
一面の緑に、やっと浮き上がった白いセリの花。なかなかきれいです。

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