トノサマガエル?それともダルマガエル?まだ小さいです

オタマはオタマらしくじっとしていろ・・・ということでしょうか なんだかモーレツな違和感です。
オタマはオタマらしくじっとしていろ・・・ということでしょうか なんだかモーレツな違和感です。

散歩をしていて田んぼを覗き込んでいると、オタマジャクシがピョンピョン畔から飛び出してきます。小学校の頃習ったし、観察もしていたけど、やっぱり野外で実際にそれを見ると違和感があります。

よく見ると、トノサマガエルのようです。今はトノサマガエルの季節なんでしょうか?

尻尾のあるカエル、手足のあるオタマジャクシ。この中途半端さが違和感の元でしょうか?こういう生物がピョンピョン飛び込んできます。
尻尾のあるカエル、手足のあるオタマジャクシ。この中途半端さが違和感の元でしょうか?こういう生物がピョンピョン飛び込んできます。

オタマは水の中を泳いでいるもの・・・という固定観念があるのです。まあ、見た生物はカエルに尻尾が付いたものに近かったですが、それだって同じです。カエルは尻尾のないものですから・・・

トノサマガエル
まだかなり小さいです。500円玉よりまだ小さい感じ。でも緑のきれいな線の入った立派なミニトノサマです。

へえ〜もしかしたらダルマガエルかもしれないんだ〜

トノサマガエルは準絶滅危惧種だそうです

この生物たち、トノサマガエルの子供たちでした。トノサマガエルは環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。しかし、調べてみると、関東にはトノサマガエルはいないんだ・・・という記述がちらほら見られます。

トノサマガエル

どうも、トノサマガエルにとっても似ているダルマガエルか、その雑種がいるのであってトノサマガエルではないということらしいです。まだ小さいのでこれからちょっと気を付けて見ていきたいと思います。大きくなればどっちなのかわかるでしょう。

吸盤がない・・・なんて記述も

トノサマガエルは吸盤がないから水路に落ちると這い上がれない・・・なんて記述も以前見つけました。
トノサマガエルは吸盤がないから水路に落ちると這い上がれない・・・なんて記述も以前見つけました。
拡大してみると、う〜ん・・・吸盤はないように見えます。
拡大してみると、う〜ん・・・吸盤はないように見えます。

吸盤は確かにないように見えます。コンクリートの水路に落ちても、水の中はカエルなのでもちろん得意です。あんまり困ったようには見えないですねえ・・・。そういえば、深い井戸に落ちちゃった、たくさんのカエルを見たことがありますが、その時も彼らはそんなに困ったようには見えませんでした。

もしかしたら、今頃「井戸ガエル」なんて新たに独自の進化を遂げているかもしれませんね。

レッドデータブック・レッドリストのカテゴリーについては農林水産省のホームページに詳しく書いてあります。

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