田んぼの除草、除草剤?人力草取り?それともロボットにします?

近頃の近所の皆さんの話を聞いていると、田んぼの雑草の話がでてきます。どこどこの田んぼにホタルイ(イグサの仲間で湿ったところが大好き)が生えたとか、水草が出たとか・・・

農薬は使いたくないし、畔ならともかく田んぼの中に生える稲以外の草は、確信犯なので除草が厄介そうです。(僕の想像ですが)かといって、田んぼに入っていちいち手で草取りをするのは気が遠くなるような作業です。

「へぇ〜」なんて聞いていたら、やっぱり草取りの道具があるのでした。動力源が人力なものともう一つはロボットです。

朝のニュースでやっていて「おっ」と思いました。「ハイテクアイガモロボット」

http://www.youtube.com/watch?v=MFJqzhp18cw

↑ 動画(42秒)画面クリックでも再生します。

岐阜県情報技術研究所というところで、安価・除草作業に手間がかからない・運搬が容易・環境にやさしい という4点のポイントをふまえて開発された「アイガモロボット」です。自立走行ができて、稲を踏まないように走ることができるそうです。しかし、ただ歩き回っているだけのように見えるので、どうなっているのかググってみると・・・

岐阜県情報技術研究所のWEBサイトです

岐阜県情報技術研究所のWEBサイトです。なかなか見やすく、すっきりできています。

岐阜県情報技術研究所のウェブサイトによると、「アイガモ農法」とは、水田の除草をアイガモにお願いする、無農薬・低農薬栽培の一種なのですが、アイガモが雑草を食べてくれるというだけでなく、アイガモが水田を泳ぎ回る事で泥がかき回され、雑草の光合成に必要な日光を遮ったり、雑草の種を土の中に埋めてしまったりする効果もあるのだそうです。

なるほど・・・歩き回ったりかき混ぜたりするだけでも効果があるか・・・ちなみにアイガモはウィキペディアによれば

アイガモ(合鴨)は、野生のマガモとそれを家禽化したアヒルとの交雑交配種のこと。また「アイガモ農法」等では、マガモとアヒルの交配種のほか、カルガモとアヒルとの交配種にも用いられる用語である。

だそうで、飼育種だったのですね。

隣の列に移る時はどうするのかしら?

映像では稲の間を快調に走っているだけでしたが、「隣の列に移る時には稲を踏むしかないのでは?」って思ってさらに見てみると、岐阜県情報技術研究所のウェブサイトにpdfがありました。

進行方向前後には稲を植えない部分を作り、そこで切り返しを行うのだそうです。

切り返しの図(岐阜県情報技術研究所のウェブサイトのpdfより)

黄色い部分に稲が植わっていて、水色が稲を植えない部分。水色の部分でアイガモロボットはスイッチバックで切り返しをするようです。(岐阜県情報技術研究所のウェブサイトのpdfより)

アイガモロボットの走る様子

若干わかりにくいですが、まわりを取り囲んでいる画像が切り返している様子だそうです。(岐阜県情報技術研究所のウェブサイトのpdfより)

これを読む限りにおいてはまだ開発途上のようですが、価格目標が30万円。1日1回充電する場合、週2回の除草作業ならば1台で1ha(10反:1000㎡)以上のほ場を作業することができ、作業効率は10a/hだそうです。

将来田んぼをロボットが走り回る光景が見られるようになるかもしれません。

方やこちらはローテク安価な人力の機械です(タイより)

 

↑ 動画(58秒) 画面クリックでも再生します。

タイのクボタトラクターCM?の投稿主さん、クレームがついて削除させられちゃったのかな? 今度はトラクターからするとかなりアナログな画像を投稿しています。得られる結果は同じの、田んぼを叩きかき混ぜる機械です。ソリ状になっていて、1列用と2列用があるみたいです。

田んぼの草取りの写真

爪がいくつも付いていて、なかなか効果が高そうです。

いくら機械とはいえ、これだけ広い田んぼを押して歩くのは気が遠くなるような作業です。しかし、映像からはなんだか明るく楽しそうな雰囲気が伝わってきます。(言葉も文字もわかりませんが) このあたりのおじさんたちが、機械の話を楽しそうにするのと全く同じなんだろうな。空気は澄んでるし、景色はいいし、いいところですね。

田んぼの草取りの写真

持ち運びするのにもそんなに重そうではありません。

効率が上がるとやがて価格も下がり、さらに忙しく働かなくてはならなくなるのが今までの流れですから、願わくばハイテクでもローテクでもこのような機械を使って収量が上がり、ハッピーがいつまでも続くような世の中になるといいなあ・・・と思います。

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