地震のときに役に立ったもの、一つ追加です。津波には役に立ちませんが、家具の転倒防止とか、開き戸が開かないようにするものなどです。
チャイルドロック
子供が小さかった頃、開き戸の食器棚などをイタズラされるので、両面テープで貼付けるタイプのチャイルドロック?を買いました。それが、子供が大きくなってからは、そのチャイルドロック?自分がかける様になって、「とーちゃん!ちゃんとカギ締めてよね!!」などと、怒られるようになっていました。(ん?てめーがイタズラするから付けたんじゃねえか怒)というわけで、地震当時はこれがロック状態になっていたのです。
と、いうわけで、足の踏みもないくらい床に色々なものが床に落ちた台所ですが、食器棚の中のものはまったく落ちていないし、割れてもいなかったのです。ただ、中から開き戸に寄りかかってしまった食器がいくつかあって、ロックを外して開く時にいくつか落として割ってしまいましたが・・・
食器って、全部たたき割ってしまっては、たとえ安いものでもトータルの数が多いですから、結構な出費になってしまいます。そういった意味ではとても助かりました。
転倒防止の突っ張りくん(少し)
家具の転倒防止の突っ張りなんですが、これもまあまあ役に立ちました。両端に1個ずつ、計2つ付けるのが本当でしょうが、経費節減?のために真ん中に1個付けていただけですが、ゆれの方向もあったのか背の高く奥行きの小さい家具は倒れませんでした。家具は倒れなかったけど、中身はみんな落ちてしまいました。机の上のパソコンやモニターなどは全部落下です。
テレビの付属品
薄型テレビは頭が重く倒れやすいのでしょう。付属品で転倒防止ベルトみたいなものが付いていました。これをたまたま付けていたのですが、そのおかげで全く問題無し。
背が低く安定感のある家具
家のものが寝るような場所は、ハウスルールとして高さ1M以上のものは置かない決まりにしていました。家具はテキトーに自分で作ったものですが、奥行きがある程度あって高さのないものです。揺れの方向もあったと思いますが、これに入れていたもの。それからその上に置いていたもの、もちろん家具自身も全く落ちませんでした。突っ張りもしていませんでしたが・・・
夜、就寝中にこんな地震があった場合は、家具の転倒が、たとえそれによるケガがなくても混乱を深めると思うので、その点ではこういうことがわかって良かったと思っています。まあ、その低い家具の上にも色々乗せてたので、それはなくしたほうが良いでしょうから、ここはなんとかしないといけませんね。
でも、結局は ”運”
買ったばかりでまだお金も払っていないI-MAC 27インチ。頭が重すぎてとにかく地震でひっくり返る筆頭でしょう。これがなぜかスツール上、低反発ウレタン入り座ぶとんの上に見事に着地していました。これが背もたれのある椅子だったらアウトだし、スツールの端でもアウト。モニターを下にしてきれいに座ぶとんの真ん中に着地したので、床に落ちないですみました。
うまくいったからといって、それでヨシと、何もしなくても良いということではなく、備えていても、うまくいったときは「運」が良かったからだと思って、さらに考えたほうがよいと感じました。