トンビ

望遠レンズを手に入れたのがうれしくて鳥の写真ばかり撮っているのですが、これがなかなかうまく行きません。なぜか?

ぜひフレーム一杯に撮りたいのが「トンビ」しかしなかなかうまく行きません。
ぜひフレーム一杯に撮りたいのが「トンビ」しかしなかなかうまく行きません。

トンビをフレーム一杯に撮ってみたいのですが、ものすごい問題があります。資金の問題で単焦点で、しかも絞り固定フォーカスがマニュアルのレンズなのです。これって、マニュアル操作でシャッター速度を調整しながら、ピントを合わせながら、飛んでるものをとらえなくてはなりません。レンジが狭くて、向こうからこちらへまっすぐやって来るものについてはなんとかなりそうですが、横切るものについてはまったく視野に捉えることができません。ムズカシー。

対象物をレーザーポインタで狙っているみたいです。一体どこに対象物があるのかファインダー内で捉えるのがすごく難しい。
対象物をレーザーポインタで狙っているみたいです。一体どこに対象物があるのかファインダー内で捉えるのがすごく難しい。

つまりすべては金

つまり、望遠レンズと言うよりカメラに付けられる望遠鏡という代物です。ズームレンズの正しい使い方って、広い視野のところをスコープ代わりに使って対象物を捉えて、そこからズームインしてフレーム一杯まで持っていくというものだったのですね。いや〜値段の高いものは強烈に便利なんだなあ。

なんとかピントもそこそこ合ったトンビの写真。空気を抱え込むようにして空中を漂っている様子がよくわかります。よく見ると、こちらをにらんでいる感じです。まだまだこんなものでは終わりません。乞うご期待。
なんとかピントもそこそこ合ったトンビの写真。空気を抱え込むようにして空中を漂っている様子がよくわかります。よく見ると、こちらをにらんでいる感じです。シーズンだし、まだまだこんなものでは終わりません。待っててください。

トンビはお金はないが高性能ズームレンズを持っている

どんなに高倍率でも単焦点レンズでは使いづらいということがわかりました。ところが、図書館で借りてきた本によると、トンビのようなタカ類は人の7.5倍の視細胞(物を見る働きをする細胞)を持っているそうです。ということは、人が100M先認識できるものなら、彼らなら750M先で確認できるということですね。

おまけにフクロウやワシやタカ類の鳥は、網膜の一番感じやすい部分いある細胞が、人の単位面積あたり20万個なのに比べ、120万個あるといいます。さらに櫛状体という増幅装置を使って焦点距離を変えることができるのです。その細胞の数からいうと普通に6倍光学ズームということですね。そういう機能を使って高い空の上から気になる部分を拡大してみるということができると言われています。

トンビは単に視力が良いというだけでなく、ズームレンズを保持しているのだった。
トンビは単に視力が良いというだけでなく、ズームレンズを保持しているのだった。

人間の目は35ミリフイルム換算の一眼レンズで、50ミリの単焦点レンズ。全くそれオンリーなので想像もつきませんが、普段はごくごく普通に景色を見ていて、気になったところだけギュ〜〜〜〜ゥっと道具なしに拡大して見ることができるなんて・・・オートフォーカスで軽量高性能、内蔵式ズームレンズ・・・楽しいでしょうね。

次のトンビの記事へ

島地区の生き物の記事へ
島地区の生き物の記事へ

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。