ヒシは消えてしまいました

今現在(11/9日撮影)のヒシ大量発生現場の写真。ヒシは跡形もなく、ススキが揺れているだけでした。
今現在(11/9日撮影)のヒシ大量発生現場の写真。ヒシは跡形もなく、ススキが揺れているだけでした。

茶色く熟れたら収穫して、撒きビシにしてやろうと思っていたヒシですが、収穫に出かけてびっくり!!どうなっちゃうんだろう?と思ったくらいに大量発生していたヒシなのに、さっぱりと消えてなくなってしまいました。ちょっと遅かったようです。たぶん10月中旬頃に行かなければならなかったのです。

8月10日の同じ場所です。こんなに茂っていたのに・・・
8月10日の同じ場所です。こんなに茂っていたのに・・・
9月4日の同じ場所。枯れ始めています。
9月4日の同じ場所。枯れ始めています。

きっと、葉が枯れ、実は熟れて底に沈んでしまったのです。相当な数水底にヒシの実が堆積しているに違いありません。そしてそれがパイプラインに入り込むのでしょう。

ババ〜〜〜ッと増えて、ササッと消える。ヒシの実は水底で眠りについたに違いありません。
ババ〜〜〜ッと増えて、ササッと消える。ヒシの実は水底で春を待っています。

同じく別の発生場所では?

8月10日環境保全会活動の草刈りの一コマ。この時点で、前出の場所にはヒシが大量発生していたわけですが、用水に変わったところはありません。
8月10日環境保全会活動の草刈りの一コマ。この時点で、前出の場所にはヒシが大量発生していたわけですが、用水に変わったところはありません。しかしこれが・・・

続きを読んでね!の画像

写真と文章で長くなってしまうので畳んでおきます。

9月26日。それがあっという間にこのように増えていました。水温なのか、流れなのか、気に入ったタイミングで一斉に繁茂し始めるらしいのです。
9月26日。それがあっという間にこのように増えていました。水温なのか、流れなのか、気に入ったタイミングで一斉に繁茂し始めるらしいのです。
11月9日、同じ用水の水面。まるっきり、さっぱり跡形もありません。ちゃぷちゃぷとホテイアオイが浮いているだけです。
11月9日、同じ用水の水面。まるっきり、さっぱり跡形もありません。ちゃぷちゃぷとホテイアオイが浮いているだけです。

わっと押し寄せてさっと消える。迷惑している部分もあるとは思いますが、ヒシはなかなか面白い植物です。ヒシの茎に一所懸命卵を産みつけていたギンヤンマやアオモンイトトンボ、ヒシの葉っぱを盛んに食べてやはり大量発生していたジュンサイハムシ、彼らは今、いったいどうしているのでしょう?また来年、彼らが帰ってきたらよく調べてみたいと思います。

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