10月、大場島の水神さま

天気が良かったので集落センターの敷地にある、島地区の水神さまに行ってきました。

八坂神社祭礼の時の青竹は黄色くなっています。
八坂神社祭礼の時の青竹は黄色くなっていました。

まあ、実は「行く」というほどのことではなく、ゴミを出すとき(ゴミ置場があるのです)や、集落センターがあるので集まりのとき・・・と、しょっちゅう行くものなのです。行くというほどの距離でもないですし、小さな小さな島地区の、中心ということになるのでしょうか。

ラテンの国では町の真ん中に教会があり、広場があり、そこに人が集まるので教会を中心に街ができます。もしかしたら、真ん中とは言いがたいですが、島地区もラテンの国のように神さまを中心に街ができているのかもしれません。

前回記事にした時も引用しましたが、水神さまにある石碑文をもう一度引用します。

以下引用

抑、島集落は江戸時代前期の天和年中(1681~1684)に拓かれたところで、天保時代当初、大場村に併合されたという。

水神宮は昔から島集落の氏神として祀られ、昭和30年代中頃迄は辺りに老松が茂り涸沼の川風を受けて大きな枝を揺らしていた。

境内中央部には榎の巨木があり根元は地面を這うように近くにあった公民館の縁の下迄伸びていた。現在、境内は嵩上げされ昔日の面影はうすれてきたが古来からの祠が多数祀られている。

寛政12年(1800)の石尊大権現。文政6年(1823)の水神尊。昭和24年(1949)別雷皇太神。三峰神社、大杉神社等が建立されている。他には、八坂神社祭礼に出社する天王尊の御神輿が安置されている。また、隣には大場島集落センター(昭和59年3月竣工)があり町内の拠りどころとなっている。

この度、大場町内会(平成13年7月17日地縁認可団体)の総意のもとに地区内の整備計画が事業化され、境内には新しく石造の水神宮、鳥居、神前灯籠等が建立され、また、ここより一本松にある地蔵尊周辺の土留工事も同時に竣工することができた。永年懸案だった整備事業も完了し併せて町内会の発展と恒久平和を祈念することができた。

尚、この整備事業資金は町内会所有地(川べり4921番地)の一部を石川川河川改修事業に提供した保証金を充当したものである。

平成16年6月吉日建立      大場島町内会一同

引用終わり

この、文政6年(1823)の水神尊。昭和24年(1949)別雷皇太神。三峰神社、大杉神社等が建立されている。というくだりがありますが、なんのことかやっとわかりました。これです。

別雷皇太神宮(べつらいこうたいじんぐう)とあります。水戸の大工町の道路を挟んだ向かいにあるお宮さんでしょうか?奥には三峰神社とあります。これは埼玉県秩父市三峰にある神社なのでしょうか。
別雷皇太神宮(べつらいこうたいじんぐう)とあります。水戸の大工町の道路を挟んだ向かいにあるお宮さんでしょうか?奥には三峰神社とあります。これは埼玉県秩父市三峰にある神社なのでしょうか。
三峰神社の文字の後ろに、大杉神社と言う字が見えます。茨城県稲敷市(旧稲敷郡桜川村)阿波にある神社のことでしょうか?
三峰神社の文字の後ろに、大杉神社と言う字が見えます。茨城県稲敷市(旧稲敷郡桜川村)阿波にある神社のことでしょうか?

これは各神社の支店と言うかオンライン窓口ですね。お参りする人は本社までわざわざ行かなくても、ここでお参りすることによってネットワーク経由でそれぞれのお願いを各神社に届けることができるのです。実際にどんな手続きをとって口座開設というか、支店を出したのか・・・興味深いです。

オンラインシステムの想像図。このラインが本社をハブ状に複数存在すると考えられる。
オンラインシステムの想像図。このラインが本社をハブの中心に複数放射状に存在すると考えられる。

続きを読んでね!の画像

写真と文章で長くなってしまうので畳んでおきます。
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いつからあるのかお賽銭として古銭が・・・
いつからあるのかお賽銭として古銭が・・・
イチョウの木も色づいてきました。オレンジの球が見えますが、銀杏です。
イチョウの木も色づいてきました。オレンジの球が見えますが、銀杏です。
この日はすばらしいお天気でした。オレンジの球が見えますが、おなじく銀杏です。
この日はすばらしいお天気でした。オレンジの球が見えますが、おなじく銀杏です。
そのイチョウにからみつくアケビの実。まだ熟してはいません。
そのイチョウにからみつくアケビの実。まだ熟してはいません。
落ちている銀杏。きれいですねえ。
落ちている銀杏。きれいですねえ。
トンビが高いところで鳴いていました。
トンビが高いところで鳴いていました。
石川川から船が涸沼川経由で涸沼のほうへ下っていきます。
石川川から船が涸沼川経由で涸沼のほうへ下っていきます。
毎年、ハゼ釣りにくる友人たちも、大潮で高潮注意報がでるような水の多い日だったせいか、全くの坊主で釣れたのはウグイばっかりだったそうです。ハゼが全く釣れなかったのは初めてのことでした。もしかしたら夏の暑さが関係しているのかもしれません。
ウグイの写真。毎年、ハゼ釣りにくる友人たちも、大潮で高潮注意報がでるような水の多い日だったせいか、全くの坊主で釣れたのはウグイばっかりだったそうです。ハゼが全く釣れなかったのは初めてのことでした。もしかしたら夏の暑さが関係しているのかもしれません。
ハゼが全く釣れなかったので似たようなハゼ科の魚ヨシノボリをお土産に持ってきてくれました。
ハゼが全く釣れなかったので似たようなハゼ科の魚、ヨシノボリをお土産に持ってきてくれました。
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